とある薬学生の備忘録。

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今回は小説も映画も話題沸騰中。

そしてこの間、文庫本も発売されたこちらの映画。

 

「君の膵臓をたべたい」

こちらの映画を先週末に観てきました。

 

この映画は

膵臓の病気を抱えている山内桜良が記している

共病日記を僕(主人公)が偶然見つけてしまう。

それをきっかけに、僕と桜良はともに日々を過ごしていくようになる。

そして、桜良の日常が、終わりを告げるときが来る。

 

そんな過去を、十数年経った僕が振り返りながら、

同時に、桜良の親友であった恭子も思い出しながら、

あることをきっかけに、彼女が伝えたかった思いを2人は知る。

 

そんな映画でした。

 

 

んんー、なにからいえばいいのでしょうか。

 

まずはこの強烈なタイトルから触れましょうか。

君の膵臓をたべたい

これを聞いたら、え?膵臓?ってなりますよね。

 

でも、作品の中でしっかり意味がわかりました。

言い伝えが元になっていたんですね。

 

自分の悪い臓器と同じ、ほかの動物の臓器を食べると

病気がよくなるという言い伝えからきてるとのことでした。

今回の場合、桜良は膵臓が悪いため、

ホルモン(膵臓)を食べに行こうというシーンもありました。

 

また、亡くなった人の臓器を食べると

その人の中に亡くなった人の魂が宿る。

そんな言い伝えから、

桜良が僕に私の膵臓を食べていいよというシーンもありました。

 

これが最後の

お互いが「君の膵臓をたべたい」というところにつながってきました。

 

桜良は病気がよくなるために。

僕は桜良の魂が自分の中に宿ってほしい。

そんなことから、このタイトルになっているんだなぁと感じました。

 

 

そして、1日1日を大切に生きていくこと。

それの大切さを改めて痛感しました。

 

病気だから残りが少ないとか、

健康だからまだまだこの先も生きていけるとか

自分の置かれている状況にかかわらず、

明日が必ずあるとは限らない、作品からそう感じました。

 

桜良が亡くなった原因、何だったと思います?

膵臓の病気が原因ではなかったんです。

通り魔に殺されてしまう、そんな終わり方だったんです。

 

確かに作品中に、通り魔事件が近くで起きているなんて

そんな話も出ていましたが、ここにつながるなんて。

けどこのように、突然終わってしまうこともあるんです。

 

僕が自分の彼女に対する思いに気付いたとき。

まさにそのときに亡くなった。

僕は「甘えてた」というような言葉を口にしていました。

 

何が起こるかわからない、そんな世の中。

自分も日々を大切にしていきたい、そう感じました。

 

 

ただ、作品の中で違和感もありました。

それは、膵臓の病気って結局なんだったんだろうか。

 

1型糖尿病。

確かに、途中インスリン注射が映ったシーンもありました。

内服薬も何種類か。

1型糖尿病であれば、血糖コントロールができていれば

発覚から数年で亡くなるなんてことはないですよね。

それに亡くなるくらいコントロール不良であれば

神経障害、網膜症、腎症など何かしら影響は見られてるはず。

 

膵炎。

膵炎といっても急性、慢性の2種類ありますね。

未成年だから大量飲酒は考えられないし、

原因がわかっていれば、治療できますよね。

死に直結するような病気ではないかと。

 

膵臓がん。

んー、それもそれで合わないような。

がんって感じはなかったし、治療も特にしてなさそう。

化学療法や放射線療法の話も一切なし。

まして、がんなら「膵臓の病気」なんて濁さないような。

 

薬学生の自分に思いつくのはこの辺でしょうか。

まだいろいろと知らないことの方が多いのも事実です。

もう少しあとで勉強しておこうかな。

 

膵臓の病気、ここだけが引っかかりました。

強烈なタイトルではありますが、医療の面からみると

少ししっくりこない部分がありました。

 

 

こんな感じですかね。

映画しか観ていないので小説のことはなんとも言えませんが

やや設定に甘さを感じる部分はあるものの

伝えたいことは伝わってくるようなそんな映画でした。

 

機会があれば、小説の方も読んでみようと思います。