お釜 | Naoyaの見える景色

Naoyaの見える景色

楽しく書いていきまーす(≧∇≦)






『蔵王のお釜』

火口湖です。


凄かった。ほんと。なにこれってくらい。



少し前に、思い立って行ってきました。

天候はギリギリでしたが、

しっかり見れて良かったです。





実は6歳くらいの時に行ったことがあって。

でももう全然覚えてなくて。

家にあった写真の記憶なのか、

家族との会話のイメージの記憶なのか、

全然覚えていない。



実際に行ってみても、

初めて見るよねー。

という感じでした。



ただ、何と言えば良いかわからないけど、

きっと6歳の時の自分には、

「遠くにある水たまり」

ぐらいだっただろうと思います。

どうせ、

「アイス食べたいー」

「疲れたー」

「面白くないー」

とか言ってたくらいのものでしょう。




とはいえ、

当時の記憶のカケラを、

何かしらの痕跡を見つけたい

そんな気持ちがあったので、

そのあたりをウロウロして、

可能な限りの場所からお釜を見ました。


それでもやっぱり初めて見るなー。

という感じ。

当時から30年近く経っているし、

それも当然かもしれない。



個人的には

綺麗というよりは、偉大でした。

陽の当たり方によって色が変わったり、

色んな表情が見れるのは素敵だったけど、

ただただ、圧倒されました。



何かを見て圧倒されるって、

なかなか無いですよね。

ただ人生経験が足りないのかも…ですが。



蔵王のお釜が見えるところまで

本当に近くまで車で来れるし、

登山のように

達成感とともに素晴らしい景色が!

というわけでもないのに、

それでも即座に圧倒される感じ。

素敵でした。水たまりでした。



実家に帰って、6歳の時の写真を見たら、見てきたものとなーんにも変わらないお釜があって。

しかも同じくらい風も強そうで。

そこにヘラヘラした自分が写ってる。

家族や自分の服装的にも同じくらいの時期。


でも、なんだか、おかしいのですが、

後になってそれを見て、感動しました。

最近見た実物よりも。



当時の母と同じくらいの歳になっていて、

たしかに30年近く経っているから、

実家が物理的にあることもそうやし、

こうしてなにも変わらない、

記憶の無いただの古いお釜の写真。

それを見ていることに

なんだか、ありがたいなーと思ったんです。



時々、まるで自分の力で何かが出来るようになったような、そういう気持ちになることもあるけど、実はそんなことはほとんどなくて。


元々いてる環境が全然違ったとしたら、

今当たり前に出来ることも、

何も出来なかったりすると思うんです。



たまたま健康な身体や、

家庭環境、友人や知り合った人、

色んな偶然も含めて、

そういうことに恵まれたから

出来ることがあったりしているだけなので。

(…まじめやなー。)



と思えたので、

とにかくまた行こうと思います。

(仙台から行ったので、牛タンもまた食べたい。情報提供も親切にありがとうございました。)





皆様、いつもありがとうー。


のんびりペースですが、

またandREで歌いますので、

その時はどうぞよろしくお願いいたします。




ではまた、いずれー。