このブログのまえがきに・・・まずこれを見てみてね
ということなのである これがCLIP(=アメリカ発のすごい技術)のイチブシジュウの全貌である
このページのここから先に書いてあるのは、この動画がなんなのかという説明なのだ
ついでにどうすごいのかというのも動画がセットで書いてあるので多少ゆっくりしていってほしい…
・いままでの3Dプリンターの“3つの弱点”を克服した技術!・
つもりが、直後に要約できてしまった
まとめにするとこれだけだ。三行どころかたった一行に収まってしまった。されどすごいのだ。
なにがすごいのかというと、アメリカの名だたるお金持ちたちが、よってたかってこのCLIPをはつめいした会社におかねをなげつけるくらいにすごいのだ。それもミリオン・ダラー、
いち億円単位のおかねをである。
調べた限りの凡例はこうであった
せかいでさいしょに自家用車を量産した会社の経営一族の御曹司だとか(米自動車大手・フォード社の元CEO、ちょうおかねもち。ただ御曹司といっても銀色のナイスミドルだ)、
アップルだとかヤフーだとかグーグルだとか、みんながインターネットをするときにベンリにしてくれてるカイシャにおかねを貸して、そしてことごとくアタリが出て、こないだの金融危機の時に直々の…“ 提 言 書 ”(すごい名前の響きだし、おまけに昔の大百科事典みたいな厚みがある。カワカミン濃度パネエwwwとかどうとかではない)…を出すくらいに格式のあるトウシカイシャだとか(米国の重鎮名門ベンチャー投資機関、セコイア・キャピタル)、
紙用のプリンターとパソコン作って世界中で売っておおもうけしてるアメリカの大手IT電気メーカーも(ヒューレットパッカード、HPの略称はCMでもおなじみ) 、
よのなかのコウギョウセイヒンってやつははだいたいこれでつくってる…かもしれない3D設計用コンピューターソフトのギョーカイでトップシェアのカイシャだとか(オートデスク、設計用CAD、および3Dデータ作成ソフトの超・大手)
ようするにこの面子が入れ食いなのである。オートデスクは今のところは10ミリオン・ダラー、
HPとセコイアキャピタルは40ミリオン・ダラー…オーバーのおかねを、出来てから二年たったかどうかの、社員が十人ちょっともいない、ちいさなちいさなCLIP技術の開発元企業に、ぶっこみまくってるのである。
それもこれも、このページ冒頭の動画の映像を見て、おかねになる…できる! やれる!
と、かんがえたからのようなのである。ここでもう一度動画を見てみよう
この動画のタイトルは、
Carbon3D Demo
と書いてある
carbon3d というのが、このCLIPの技術を開発した会社の名前である
ここで抑えるポイントは、まず、この動画は早送りの映像ということだ。7x、7倍速と書いてある
(リンクで飛ぶので注意 アヤシイサイトとかではなく、移動先は只のヤフーポータルだけどね)
CLIP技術の講演をするカーボン3D社社長氏の動画
ここでCLIPの原理が、発明家の一人でもある社長氏によって解説がされる
このTEDというアメリカのでっかい演説大会は、米国の誇る、権威ある由緒正しいエリート達のオリンピック…その檀上で、開発元企業のなんか愛嬌のあるおっちゃんいかついシャッチョさんがプレゼンする通りなのだ
(リンク先には字幕と同一の、講演内容の翻訳された文字起こしテキストが完備されているが、字幕の動画を見るということに不安があれば、“スーパープレゼンテーション”と検索してみよう。
天下の日本放送協会、NHK。そのEテレの公式サイトで、吹き替えまでされた
ぎゃあ!記憶間違いがハンパじゃなかった! 吹き替えだとか大法螺だった…
まあその、テレビ番組版TEDの動画が無料で観ることができるぞ。2015.7.22の日付が記されている奴をクリックして、そのページの下半分側にある動画がそうである)
さて、この映像もあるし、見ながら聞きながら、文字で冒頭のまとめのその要旨を書くと、以下の通りになる。
CLIP技術が何をやってるのかはおぼろげながら飲み込めただろうか、3Dプリントの時に、一気に印刷をしているのだ。
それにより、克服した弱点とは…
1、出力物(3Dプリンターで印刷してできる立体のモノのこと)…の連続一体成型による、いわゆる“継ぎ目”の問題の克服。
ここはみんなが3Dプリンターのことをどれくらい知っているかなじみがあるか実経験でにくくおもってるかうらめしいかで反応が変わると思う。つまりは、あの等高線模型みたいな果てしない段々が、このCLIPだと限りなくなめらかにつくれるのだ
2、出力物の連続一体成型により、出力物の物的・強度的問題の解決
実は、3Dプリンターで作れる物というのは、いろんなくふうがあるから作った現物の強度はともかくとして、少なくとも代表的な二種類の方法では、つくりかたの都合でどうしても“脆い構造”にはならざるをえなかった
それがCLIPのこの方式で、その構造になってしまうという限界が解決された
そして三つめが本命!
3、出力のための時間が25倍~100倍、早くなる!
いままでの3Dプリンターのやりかただと、そのやり方が原因で、とにかく印刷に時間がかかるものだった。ちょっとしたものでも、一日が24時間だとしたらその半分ともうすこしは必要だなんてのも当たり前だった。
それがこのCLIPなら、このTEDの動画での通り、10分間の講演中に実際に印刷を開始して、その半ば、講演の時間中で出力が完了する…なんていう、とてもショッキングな出来事がおきる。
ちなみにあれこれ調べた所、どうもこの実演で出力した“フライス(削りだし)等では絶対にできない”形状の複雑球形のサイズは51mmのようであるらしい。5.1センチである
これは今までのやりかたの常識だと、,例を挙げると一センチの厚みの物を刷るとしても、それだけに時間単位(一分、十分、ではないのだ)の手間がかかっていたという
(そして重要なのだが、往々にして、その失敗の可能性はあまり低くはなかったらしい)
超高速になり、超綺麗になり、呪縛が消えた。
これが “三つの弱点の解決” なのだ。 今の所、CLIPはそれを達成しているようである
そしてこの三つは、今の所CLIP技術の方法しか、全部をいっぺんにクリアしている例はない
逆張りすれば、この三つは(今の時点では)CLIPにしかない“長所”になった
そしてさらにオマケがついてきていて、
・出力法のこの進化により、いままで出力が困難だった形状の物がつくれるようになった
(例としては逆さにしたワイングラスのような立体がそうらしい。じつはなんでも作れてた訳じゃなかったってことだね)
・連続一体成型化による既存方式にあったレイヤー層継ぎ目の克服により、たとえば弾力性のある材料をつかえば、いままで難しかった、スーパーボールみたいによく弾む出力品が作れるようになった
↑なんかよく見たら単に弾力系出力品の耐久度が上がったのか、もっと単純に、工程法の変化により印刷の難易度と成功率の解決によって弾性の硬軟の性質が使い分けられるようになったって感じで違うようだった…当該説明の動画がこれしかないのだ↓
・この二つと同時に、このCLIP形式でならば印刷が出来るだろう、将来の新しい素材というのも研究が始められるようになった
といった具合にである。
こんないいことづくめしかないマジックも、手品のタネは存在する。ただ、やれるだけのテクニックは、もちろん、それを持つ手品師の手中にあるのだろう
以下の動画はcarbon3D社公式のCLIP技術の原理解説映像、社長氏の講演の時に、背後のスクリーンで流れてた物とだいたい同じ内容の物である
この映像で、既存の方式の工程もダイジェストされている
その問題部分と、CLIP技術での解決の方法とが対比できるだろう。先に挙げた双方の例の相対差の発生要因は、少なくともcarbon3D社が現在までに発表する限りでは、これが枢軸部のようだ
これを見た時、自分はまさにその手品師の芸達者さを思い知った
日本人のサガなのか、どうしても機械的・物理的構造物の精巧さ度合いの方に想像が行ってしまう。
だけど、講演では制御に使うソフトウェアの存在が挙げられていたが、はたしてそのソフトウェアはなにをどうしてこの素晴らしい結果を呼び寄せているんだ?
まあ、まだそれだけならいいさ
この手品師の不思議な術は、きっと自分でもショーを間近で見れる。時間はかかれど、相応の対価の持ち合わせはなんとかする……
会社自体は二年前から極秘に研究をしていたという、今年の三月に発表された技術。
投資を行った企業には、こういった話題があるのだ
オートデスクもHPも、自社が3Dプリンターに注力しているということである
方やオートデスクは高規格オープンソースの模索、片やHPは誰もが使える家庭用機を目指した自社独自型の開発
このいずれもにCLIPの恩恵が授かれば……
運用実績の面でも既に邁進が始まっているようだ 一年がたたないうちに、開発元社外での実働研究が開始されているのである……まるでコジマ大隊だ
ハリウッドではSFXの現場で早くも威力を発揮しているようだ たくさんの小さなデフォルメフィギュアが第一報だった
フォード自動車では、自社製品の開発や製造時の治具と、さらには一部の製品部品・・・車内の電子配線などを防護する細かな樹脂パーツなどを、小ロット車に適合した規模での現物生産…の話題までもが聞こえてくる
ここで挙げた両者とも、トライ&エラーのサイクルの高速化や、なにより最終品質物の作成!
嗚呼なんてすばらしいのだ とても眩しい……
(上の動画はそのフォード社での実稼働の様子を伝えた物。実際にCLIP技術を適用すると思われしき部品(あるいはその印刷物の現物?)などの集合シーンや、動画中に登場するCLIP技術筐体も、本体昇降プラットフォーム側に“10006”、樹脂浴槽トレイ側に“00054”とシリアルナンバーらしきものが書かれていることに注目)
(7.27 追記)
↓そしてこの動画が、どうやらフォード社で作られた…CLIP技術による生成品の、その実際の現物のようらしい
表面品質の美麗さ、そしてその性質を与えた場合の、軟性の確かさ(触れてひねっただけでボロボロと崩れたりはしていないであろう)ことが、はっきりと見て取れる
すなわち、こうとも例えよう
得られるメリットは限りなく大きく、楽園の果実は日々育っていき、熟れていく
…ならばその果実は禁断の実であろうか、
この、CLIPというのはどれほどの価格になってしまうのか?
実際に購入できるような形態のマシンにそう遠くないうちに仕上がるとして、果たしてそれが、もう目がくらむような天の上の物だとしたら?
これだけの投資がかけられたものなのだ。期待だって半端じゃないだろう。そうそうたる出資者の名前を書きうつしていくだけでも、もう倒れそうだった! なんというか、格をこえて領域になってるというか…
蛇にそそのかされた祖先の話だというならば、生憎とも自分は秋津洲の生れである
しかしエンパイアステートビルを登っていくほどのスタミナというのは持ち合わせがないのだ
助けてくれよスパイディ!
そうなってしまうだろうというのは、自分でも全くの無根拠だ
けれども、その時に、機構的だったり制御的だったりする未知の部分が頭をよぎる
はたしてどうなっているのか、そうならざるをえないとして、そうなってしまう現実の可能性は、調べていくことで算出できるのだろうか…
予測が出来れば対応は図れる
かくして自分はこのブログを書くことを今日、開始したのだ