このトピックも、置かれてる状況次第且つお子さんの状態が影響するので、一概に言えないなと、サポートグループを通じて思いましたが、協力項目を記録します。
ベストはこれにつきます。
●専門家(心理士等)に学校側を教育してもらう
幼児の場合、特に学校側は沢山の子どもをみているので、成長過程をよく知ってる現場のプロです。なので、両親のみが学校側を教育しようとすると、困難にぶつかることがあります。
ここに第三者かつ専門家が入ると、学校側には正しい知識を共有してもらえる、きちんと対応してくれる(ことが多いと思います。)
その他にお願いすることは、
●話し方を変えてもらう
●返答なくても沢山話しかけてもらう
●5秒間、返答まで黙って待ってもらう
●他の子とengage出来るように、きっかけづくりをお願いする
緘黙症の子は殆どに社交性不安が伴っているため、他者と関わりを避けようとする。そうすると、会話のチャンスが激減する。
また、返答出来るようになると、話してるからもう大丈夫だと思われて、そこで終了しかねないので、しっかり他の先生や子どもと関わりをもてるようにお願いする
●先生との時間を個別にもってもらう
これはしてもらえたら、ラッキーですね。
うちの場合は、先生と個別に遊んでもらうのが効果的だと思います。
●相性が良さそうな子と関われるようお願いする
●相性が良い子をリストアップしてもらう
●(必要に応じて)親が学校に入れさせてもらう
●プレイデートのお願いの手紙を渡してもらう
新しい学校にうつる、進学する場合
●学校側もしくはスクールディスクリストに予め説明、懸念を話す
(iEP or 504関係を話す)
●誰もいないときに、学校に親と子どもを入れてもらう、遊んだり、トイレに行ったり一通り練習をする
●担任の先生をいち早く教えてもらう
●担任の先生との時間をもらって、関係づくりをしてもらう
●クラスメイトの人数、男女比、(年齢)等質問しておく
余談ですが、学校を最終的に選ぶとき、私は場面緘黙症の子どもを知ってるか、受け持ったことがあるか聞きます。
どんな症状で、専門家とコラボレーションしていたのか、どんな状態で卒園したのか、差支えない程度に聞きました。
残念ながら、専門家とのコラボレーションで改善したケースは今のところ皆無でした。
むしろ、話せないままか、逆にお友達が出来て自然に話せるようになったという感じでした。
気をつけたいのが、改善ができなかったけど、場面緘黙症の子どもを受け持った経験や知識がある方が厄介になることもありえます。比較され、都合のいいように解釈されることがあるからです。例えば、前は子どもしか話さなかったのに、今の子は大人としか話さないなどなど。