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 僕らのすぐ足もとでも。
行ってきました、横浜美術館で開催されている横浜トリエンナーレ2011!

現代美術の展覧会です。

現代美術は、(美術に造詣のない僕には)わりかし意味不明なものが多いのですが、自分なりの解釈をすることができる作品にも出会うことができます。

漠とした抽象的な作品に何らかのメッセージを見出した瞬間の興奮も、現代美術展の醍醐味のひとつなのではないでしょうか。

その解釈が、作者の意図したものと一致しているかどうかは、あまり本質的な問題ではないはずです。「諸説の解釈のある文章や詩歌の意味はその諸説のうちの一つではなくて、諸説のすべてを含んだものなのではないか」という指摘がありますが、その諸説には、作品を鑑賞する個々人それぞれの解釈も含まれるのではないかと思うのです。

今回、特に気に入ったのは、この映像作品でした。

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ミルチャ・カントル「幸せを追い求めて」

この映像の中では、女性たちが真っ白な砂の上を、箒をはきながらぐるぐると、延々と歩き続けています。列を成して歩いているのですが、前を歩く人が残した足跡を箒で掃きながら、そして同時に自分の足跡を残しながら、ゆっくりと進んでいきます。この映像とタイトルとを重ね合わせたとき、どういうメッセージが浮かび上がるか。僕は二通りのメッセージを受け取りました。みなさんも鑑賞してみてください。

また、この作品にも感動しました。

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ウィルフレド・ブリエト「one」

ぱっと見ただけでは何なのかさっぱり分かりませんが、説明を聞き、そのスケールの大きさに感心しました。

この白い物質の山は、実は28,000,000個の人工ダイヤと、1つの本物のダイヤモンドから成っているそうです。もっとも、この説明の真偽すら不明です。

無数のニセモノとたった一つのホンモノ。ホンモノがいるかどうかすら怪しい。

さまざまな事象のレトリックになりうる抽象作品として捉えました。

その他、以下のような愉快な作品が盛りだくさん!

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いろいろと考えさせられた展覧会でした。
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 ぼくらは、単調な日々に投獄されている。