富菊さんのイベント
出番は一番最初でしたが、ブログでは最後になりました
富芙久さん
とみふくさんと読みます
今年5月に店出し
店出しと言うのは店に出る、つまり舞妓デビューです
花街では見世出しと書きます
舞妓に憧れて、夢をかなえるために故郷離れて、1人で上京して置屋に住み込み、約一年間、仕込みさんとして、置屋で、掃除、洗濯、料理、段取り手配、芸舞妓の着付けの手伝い、お姉さん芸舞妓の荷物持ち、お見送り、使い走り、自身の舞の稽古や舞妓になるための茶道や華道等、全て文字通り「仕込みさん」で、苦しい事も大変な事も、悲しい事も乗り越えて来ました
15歳16歳の女の子が1人で親元離れて心細くて、涙あふれた夜もあったと思います
途中で挫折する人も多い中、頑張りました
夢が実現しました
新人舞妓さんは紅が下唇だけで、上唇には塗っていません
まだまだこれから、11月には祇園をどりも有ります
「また舞妓が泣きます」先輩芸妓の富津愈さんの言葉
『泣きます』必死でやるから泣くのですよ
もともと必死でやらない人は泣く事も知りません

お稽古頑張ってくださいね
期待して応援しています
後に「良かった!」と思える人生にしましょう