以下を見る前に補足しておきます。
解説で出てくる「下向き回転」とは、卓球人で言う上回転のことです。
「上向き回転」とは卓球人で言う下回転のことです。
これの後半が重要。
<K練>
観ていると、「反応」の素早い子と、どうしても一瞬遅れちゃう子がいる。
体育館では7割と言ったけど
8割はそうかな
8割の子は、インパクト直後(一瞬)に反応する。
でもこれだと本当は遅れちゃう。
それより一瞬「前」の時点である程度の準備が完了していないと遅れてしまうんだ。
特に3球目・5球目までの時のこの反応の時間(一瞬の速さの差)は、ものすごく重要だよ。
こんなに鈍っちゃってる私が、君たちとたまーにゲームする時は、ほとんどこの瞬間の速さだけで対応しているようなもの。
それで勝っちゃう。余裕で勝っちゃう。
だけど、私が上級者とやることになると
+動作のスピードも必要だし、こっちの鈍い動作を相手(上級者)が完全に見透かした展開になってしまうから、明らかな実力差がもろに出てくる。
「最善を尽くすも・・負け」という結果になるんだ。
<あ、ケイズは素早いよ~。素晴らしい。>
これは自分が打ったボールに対して、相手のボールがどう返ってくるか、それをどうするか
この一連の流れに必要な予測力・準備力が高いということ。
予測と言っても漠然とした・・いわゆるジャンケンポンみたいなのではなくて
自分がインパクトする・・それよりちょっと前(一瞬)に「(自分こう入れる→相手はこうか、こうだろう)」これがほぼ無意識にやれている。
無意識。正確には意識はあるのだが
ほぼ何というか・・・。
ほぼ無条件反射でやれている。
だから動作自体は、体育館内で一番遅いけど、
相手ボールに対して、遅れずに(中級レベルでの話だが)ついて行けている。
おそらくケイズは、卓球始めた時点から、動きが遅かったので
逆にそうした洞察力が他者よりも、自然に発達していったのだろう。
多球練習では、普通ノッカーは同じポジションから出してくる。
だから視線はそこから始まることが決まっている。
初心者はそこから入るし、
中級以上でも
動作自体のスピードも鍛えられる
反復するから「体で覚える」ということでも大きな効果が得られる。
上級者の選手が「ちょっと鈍ってるから」って、しばしば私に「ノックして下さい」と来るけど、最初のうちは「鈍ってるから」調子でないけど、ものの10分もやれば
「球が出てくる位置が決まってる」ので、ほぼ9割以上
美しく意思どおりのボールをコートに入れてくる。
ものすごく正確だ。
選手によっては、
「どこが鈍っているのか」というよりも
「いつもここが原因で自分のプレーの全体がおかしくなる」
みたいなのを知っているのか・・
「いつものあれを」
で申し出てくる。
で、実際に効果を出すものだ。
しかし・・。
あくまでも実際のラリーってのは、
こっちが相手コートに入れて、向こうがこっちコートの奥に(前に)と入れてくる・・。
この普遍的なパターンでやりあうことになる。
「多球のランダムには反応できるが、実戦で生きない」
そういう子は、
一球練習を増やした方が良いのだろう。
ただ本人が、最初のうちは意識して、
相手の動きを視野に入れながらサーブ以降の展開をすることだ。
それと、
裏技というか
他人の試合やオール練習をよく観察することが凄く役に立つ。
動画を見たりするのも良い方法だ。
最初のうちは躓くかもしてないが
あきらめずに、観察・練習を重ねていけば
必ず、ほぼ無条件反射で
この一連の流れるような動作は身についていくはずだ。