M練で質問された。
戦術についてのことだ。
最近、生徒達から戦術についてよく聞かれる。
彼等も、そこそこのレベルにはなっているからね・・。
質問内容も突っ込んだ内容になってきている。
以前からすれば、考えられないぐらいにレベルの高い質問になってきている。
選手は、いろいろな大人・先輩にいろいろなアドバイスを頂くことだろう。
時には、AさんとBさんで、間逆の見解になることもあるだろう。
私の下に集まってくる子達には
「全部聞いて、最終的には自分で考えて、やってみたりして・・。最後には自分で決断するのがいい。」
「いろいろ質問した方がいい。今の時期に迷うことも良い事だ。でも、みんなはロボットにはなるな。最後は自分で判断しなさい。」
そう話している。
<戦術>
突き詰めていくと、トドの詰まり・・・。
勝負事に
完全パーフェクトな戦術はない。
「無い」から下手が上手をやっつけることが起こる。
スポーツの醍醐味の一つはこれでもある。
当然、上手なほうが圧倒的に優位。
なんだけど、
上手に下手が勝つ事もありうるのだ・・。
でもでも、
だからこそ、「もっと圧倒的優位に立たねば・・心配」と、更なる向上を目指すわけで・・・。
戦術もそう。
相手の弱点が分かれば、それはこっちに有利だ。
でも、相手にもこっちの弱点を知られれば互角になる。
こういうのんが、面白いっちゃー面白いんだけどね。
<私は野球を見て育った世代>
最近の子は野球を見ない。そりゃそうだろう私達の世代は夜の7時~9時というとプロ野球が毎日どっかの地上波で放送されていた。今はそうではない・・。
野球の醍醐味はいろいろあるが、卓球と共通するところが多分にある。
中でも、「投手と打者の勝負」これは本当に、卓球のサーブ・レシーブ・ラリー展開に通じるものがある。
おそらく私の生徒達も
野球については全く知らないだろうから少しだけ説明すると・・
投手はいろんな球種を持っている人。球種は2つしかないが、その2つが秀でている人。
いろんな球種を持っていて、全部が秀でている人・・。
いろいろある。
ピンチになると集中力が倍増し、凄いキレのあるピッチングを発揮するタイプ。
逆にピンチでない時は、パーフェクトなピッチングをするが、一度、見方のエラーなどでリズムを狂わせられると、一気にボロボロに崩れていく投手もいる。
投手には、軸とする、或いは「できれば軸としたい」球種やコースがあるものだ。
得意な球ということ。
投手は卓球でいうなら「サーバー」に似ている。
打者も同じ事がいえる。
ある範囲に来たボールに対しては絶対的に強い打者。
万能に対応するがホームランは少ないというタイプ。
投手心理を読み、投げてくる球種やコースを読むことに優れた打者。
チャンスにめっぽう強い打者・・・
打者には、軸とする、或いは「そうありたい」というバッティングスタイルがある。
得意な打法があるのだ。
打者は卓球でいうなら「レシーバー」に似ている。
まあ人間がやってることだから、上げていけばキリが無いくらいに
それぞれの特徴があるわけだけどね・・
野球の投手と打者の対戦では、卓球のサーブ、レシーブに共通する戦術がある。
読み合いってのがある。
そして、この戦いは、普通に考えると1試合に4~6度訪れ、プロ野球の場合、半年間繰り返される。
ずっと、・・・・前々回、前回の戦いからのつながりがあっての今の対決なわけです。
更に野球の試合の戦術も奥深い。
投手を交代する。奇策戦法をとる。代打、代走、守備固め・・。
守備位置の指示、打者全体に「あのボールを狙い打て」の指示・・、そして戦況を見ながら、そうした作戦の継続か変更するかの判断。
これも卓球に共通するものがあるのです。
私の考える戦術は、やはり長年野球を見てきた人間なので、その影響は大きいです。
<私の唱えるアドバイスとは>
練習場や試合のベンチで私が選手に唱えるアドバイスとは・・・、
簡単に括ってしまえば、
確率&手順でしょうか
でもこれは
その選手のことを熟知していなければ語れない囁き。
技量、
性格、
顔色、
昨日の動きと今日の動きの違い
朝の言動
・・・・・・・・・・いろいろな過去の経験。
それから
相手を知ることも重要。
相手を観察し、
相手を把握するのです。
問題なのは、
私が「(俺は本当に把握できているのか?)」と迷いがあるときです。
相手が、私んとこの選手よりも強い選手であるほど、
迷いが生まれちゃいますね・・・。
そんなこんなの中・・・
こうしたことを、短い時間の中で紐解いていき、
短い言葉で、彼等の中に具体的に入るように説明する・・。
そこに全力を注ぐわけです。
選手と監督の信頼関係は絶対に必要です。