今日は中学校の大会がありました。
二人で組んでシングルス、シングルス、ダブルスという順で行っていく方式です。
ビース、シース組は外シードでした。
デースとその友達のMN君の組も参戦。
デースMN君は1回戦からの戦いで、(シビアに言うならクジ運もありました)あれよあれよと勝っていき4回戦で敗退。
成績としては合格でしたが、まだまだ技術が無かったです。でも、夜練習にデースはへこたれずに来ました。
ビース、シース組は、優勝でした。
最初の方は、ベンチコーチ無しでやらせました(デースの方のベンチには入りました)。
しかし準々決勝、準決勝となってくると、相手もとても上手な選手ばかり、「(練習してきたなあ)」っていう子達でした。
私もベンチにいて、ハラハラドキドキのゲームばかり。
しかし、今日の二人の集中力は本当に凄かったです。
相手の選手もブロックしてくるし、レシーブもコースを変えてくるし・・、ラリーも上手いし・・。
だったのですが、ビースもシースも粘りまくって、ラリー戦では8割はこちらに得点が入っていました(彼らが得意な展開の一つです)。
最初のセットをとられて、次取替えして・・という展開もありました・・。
ビースは0-5からひっくり返すゲームもあったし、シースは6-10から逆転したり・・。
20-18というスコアの激戦もありました(このゲームはネットとエッジで3点向こうに行きましたが、シースはこういうときに普段では絶対に見られない集中力を出すのです)。
準決勝までは(組としては)2-0でずっと上がってきたのですが、そうです、準決勝で苦手意識があるカットにシースがあたり、1-3で落としてしまう。しかしビースが激闘を制して、今日二人にとっては始めてのダブルス戦へ・・・。
しかし、1セット目からカットのボールをビースが打てる展開になり、ビースは水を得た魚のように撃ちまくり状態でした。
2セット目はシースがカット打ちをするわけですが、ここはシースも相手の片方が前陣であることを理解しているので、余裕を持って打てました。
結果的にはこのダブルスも3-0で逃げ切りました。
決勝戦の前に、30分以上のインターバルがありました。
別コートでの準決勝が終わらないので、ずっと待っていたわけです。
この間、役員さんが「優勝したら表彰状に景品。しなかったら何もなし。」とか(^^;)。少しだけ談笑。
私もついつい
「優勝したら夜練習は休みでいいけど、できなかったら特訓。」みたいな話をして、ちょっとにこやかな30分でした。
で・・、私も二人も・・暗黙の了解みたいな感じでしょうか・・あまり見ないようにしました。だって・・どちらも見るからに強い子達(^^;)・・。
しなやかなサーブ、レシーブ、両ハンドドライブ攻撃・・。綺麗(^^;)、絶対どっかで習ってる。
でも、片方に粒選手がいたので、もう片方の組の裏裏選手二人の方を、私自身は「この二人が上がってきて欲しいなあ」て思っていました。
ビースもシースも粒アレルギーでは決して無いのですが、決勝という事を考えると、「裏裏選手とやった方が、思い切ってやれる」と想像したのです。
まあ・・この・・「相手がどっちになるかっていう試合」も最後までもつれて・・。
で、最後は実力的に勝っていた裏裏の選手達が勝ちあがってきました。
彼らは学年も上、体格もがっちり、精神も強そうなアスリートタイプでした。
広い体育館で、一番最後のカード(2台で同一進行)が始まりました。
私のベンチで囁く独り言すらも聞こえてしまいそうなので、ちょっとセーブしないといけませんでした。
最後は本当にメンタル的にもきつかったです(私が^^;)。
しかしまあ・・、最後の最後という試合は、これまた辛い厳しい展開で・・。
ビース、シース、並んで劣勢・・。相手の選手はサーブレシーブのバリエーションも豊富で上手でした。
正直私自身、「やっぱり決勝ってのはホント厳しいなあ」って思いました。
しかし、二人の集中力は衰える事が無く、何度も何度も劣勢から追いついていく展開・・。
シースがフォアハンド連打、回りこんで飛びついての連打で、大逆転セット奪取&無限デュース超えの勝利(3-1)。
ビースもシースに負けじと0-2から、作戦を大胆に変えていき捨て身の戦術が功を奏し2-2・・。
第五セット目は終始劣勢を最後の最後に追いついて、ここもやっぱりデユース!。
ビースがもう一本とれば、こっちの勝利。とられればダブルスへと縺れ込むという曲面・・。
会場シーン・・。
ピン球の音聞こえまくり状態。
しかし、相手選手の強さも尋常ではなく、何度も粘られて・・、17-19・・。
ビース、今日始めての敗戦・・。
私泣きそうだった・・。
あまりにも可哀想で・・。
なんと声をかけようかと・・。
だがこの時!自分のゲームをいち早く終えていたシース(勿論ベンチで応援していた)が、すぐさまビースに声かける・・、
「さ、こっからだよ!気持ち切りかえるよ!」
正直シースも祈るように見守った後のビースの敗戦・・。メンタル的に萎えるのが当たり前の展開・・。
でも、間髪いれずに「ビース!次だよ!勝つぞ!」。
ビースにしても・・、5回も6回も勝利を目の前にした後の敗戦で、萎えておかしくないのだが、
とにもかくにも
ここからの集中力の盛り返しが尋常ではなかった。
優勝決定戦のダブルス。
1セット目、やる気は空回り(よくある)、劣勢から始まってそのまま落とす・・。
正直私は、疲労困憊で、この時点でさっきのビースの敗戦も残像に残ってて・・萎えかかっていた。
でも、二人の・・・ここまで来ての馬力の強さ・・・。
「多球で、いじめ抜いて来て・・良かった~」って思った。
私も気力を振り絞った。
最後の声を振り絞るように出してアドバイスした。
「しかし・・。う~ん・・、せめてさ・・相手を出来る限り苦しめて・・、だってさ、最後に楽に勝たせたら悔しいじゃない・・!」
「ここまで来たら、誰にも文句は言わせない。よく頑張った。でも最後の最後までくらい付く、集中していく事・・。これを貫こうぜ!」って・・。
ビース、シース:「はい!」
2セット目・・、ここからゾンビのように諦めないビースとシース・・。盛り返して1-1にする。
しかし、それにしても物凄いラリーの応酬だ・・。
正直言うと、本当はこんなに卓球が上手な二人(ビース、シース)ではないのだ・・。
ここへきて、異常に強い!!
実力が、
レベルが、
完全に試合中に上がっていってる状態だ!!
私は客席にいるお母さん達の事をふと思い・・
「(こいつら凄いね、褒めてやってね)」なんて思ったりして・・。
で、セット間アドバイスの時、
「まあ・・、そりゃあ・・・お互いに苦しいさ。ここまできたら、お前等の方からは絶対引くなよ!。」
二人:「はい!」
3セット目・・、
ここも劣勢から入るのだが、とにかくこっからゾンビのように追いついてくる今日のビースとシース・・。
絶対に諦めない・・恐ろしいコンビになっていた。
6-8でシースサーブミス、6-9・・。こんな展開でも「切り替え!」二人で言い合い、追いついてくる・・。
見ていても・・本当に凄すぎる執念だった。
ぶっちゃけ、こんなにメンタル強くない・・、普段の二人は・・。
今日は何か取り付いたように、異様なメンタルの強さだった。
この時の二人だったら、おそらく土曜日の大人たちでも「勝てないんちゃうかな?」と思わせるぐらい、打つボールは全部入りまくったし、守っても入りまくりだった。
私?私は今日の二人とやったら勝てません!絶対負けます。
そしてこのゲームの終盤・・。
私:「あ・・。」
相手の片方の子の足があきらかに動かなくなっている事に気が付く・・。
インターバル中
「片方の子、足止まってきてるぞ。動けなくなってきてる。」
「・・・。お前等は死んでも止めるなよ!足も気持ちも!」
二人:「はい!!!」
4セット目・・。
二人とも足も動いている、気持ちも精一杯やっている・・。
でも向こうも必死で戦っている・・。
やはり序盤劣勢・・。
6-10・・。
私と二人以外の誰もが「5セット目に縺れ込む」と思ったに違いない。
でも、二人も私も集中していた。
8-10(ヨッシャー!と二人)
この時、足の止まっていた方の子が、痛恨のサーブミス(半イップス状態)
私はこの時、「取れる!」と思った。
デュースが続いたあげく、最後はなんと・・・、最後の最後に(今日はエッジやネットに苦しんだ二人)、エッジボールで勝利・・。
静かに死闘を終えた・・。
向こうの子達も出し切った様子。こっちも勿論出し切った状態・・。
がっちり握手で大会終了。
<とにかく>
こんなに疲れたベンチコーチは経験が無い。
でも、こんなに強くて上手な二人を見た事も無かった。
<練習日記/土曜日/IN中>
疲れていましたが、今日はお世話になってるN~mさん(旅行のおみやげ有難う御座います!)と、その弟子のフォースさん(彼女も先日の大会で優勝している)、
そしてジースも、新人のMM↑君も来る事が決まっていて・・。
昨日「優勝だったら休みでいい」って言ってたけど、二人(ビース、シース)に「やっぱり来て」って頼んで・・。
デースも来てくれたし、久々に「エース」も来てくれた。
まあ練習はしたけど、私もビースも、シースも、途中からは動けない状態に・・。
ホトホト疲労困憊・・。
多分二人とも今頃夢の中かな?