●　東京学芸大学附属国際中等教育学校の基礎日本語作文のお手本をドイツの帰国生に向けて公開します。

レッスン枠はまもなく満席となります。

帰国子女受験.comの齊藤です。

女子聖学院中学の、２０２５年度帰国生入試の合格発表が、１１月２７日（水）にありました。

スカイプレッスン受講生、女子聖学院中学に合格です！

担当は、北海道大学医学部の紙谷先生です。

紙谷先生は、ドイツのハノーファー、ハイデルベルク、デュッセルドルフに住んでいたことがあります。

つまり帰国生です。

英検１級と独検１級を持っていて、日独英３か国語での作文エッセイ指導ができます。

また、数学を教えるのがとても上手です。

さらに、総合選抜型入試対策も得意なんですよ。

さて今回は、東京学芸大学附属国際中等教育学校の、帰国子女枠入試と帰国子女枠編入試験についてお伝えします。

先日、東京学芸大学附属国際中等教育学校の基礎日本語作文の解答用紙が変更されて文字数が４５０～５００字となったことをお伝えしました。

文字数が４５０～５００字と決まっているため、練習がしやすくなりましたよね。

そこで、東京学芸大学附属国際中等教育学校の基礎日本語作文のお手本を公開します。

ドイツの帰国生に向けて書いたんですよ。＾＾

東京学芸大学附属国際中等教育学校、令和４（2022）年度第１学年入学・第２学年４月編入基礎日本語作文（３０分　１５点）

テーマ

日本の中学校について、あなたが思い浮かべることはなんですか。なぜそれを思い浮かべたのかがわかるように書きなさい。

イントロダクション

僕はデュッセルドルフの現地校に４年通い、中学１年の２学期から日本の中学校に通っています。日本の中学校生活の特徴として思い浮かぶのは、生徒たちが中心となって作り上げる運動会です。

ボディ

ドイツの現地校では学校の先生が運動会を企画運営します。種目も、当日のスケジュールもすべて先生が決めます。運動会の進行もそうです。そのため、生徒たちは運動会にあまり関心がなかったと思います。

一方で、日本の中学校では生徒が決めます。また、当日の司会進行なども生徒が行います。僕は会場整理委員に選出され、選手の入退場を管理することになりました。騎馬戦ではたくさんの選手が出場するため、委員会では何度も短時間で済む入退場ルートを考えて検討しました。その結果、当日は入退場がスムーズでした。

重要な仕事を任せてもらえると、関心を持って妥協せずに取り組みます。だから、生徒中心で作り上げていくのは良いことだと思いました。

コンクルージョン

以上の経験から、運動会が日本の中学校生活の特徴として思い浮かびます。もちろん、ドイツの学校にも特徴もあります。そして、東京学芸大学附属国際中等教育学校にも特徴があると思うので入学が楽しみです。　４８７字

東京学芸大学附属国際中等教育学校を受験するみなさん、バッチリな日本語作文を書けるようにしてくださいね。

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