●　渋谷教育学園渋谷中学の２０２１年度帰国子女枠英語入試のディスカッションテーマは、social classに関してです。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

同志社国際高校の、２０２２年度帰国子女枠入試A選考の合格発表が１２月１４日（火）にありました。

スカイプレッスン受講生、同志社国際高校に合格です！

担当は、北海道大学医学部の八尾先生です。

八尾先生は、イギリスのノッティンガムに住んでいたことがあります。

つまり帰国生です。

ですから英語指導が得意ですし、理系ですので、理数科目も得意なんですよ。＾＾

さて今回は、渋谷教育学園渋谷中学の、２０２１年度帰国子女枠英語入試についてお伝えします。

渋谷教育学園渋谷中学の帰国子女枠入試英語型の英語試験は、毎年、あるテーマに基づいて出題されます。

ご存知でしたか？

２０２１年度帰国子女枠入試のテーマは、social classes（社会階級）についてでした。

具体的に説明します。

まず、大問２のCritical Readingについてです。

２０２１年度入試は、“Jeeves in the Springtime” by P. G. Wodehouseから引用されています。

主人公のバーディ（Mr. Wooster）は、幼馴染のビンゴ（My nephew）の恋が上手くいくように手助けをします。

バーディもビンゴも社会的地位がある人達です。

しかし、ビンゴは伯父さん（Old Little）の援助を受けて生活をしています。

そして、そのビンゴが恋をしたのはウェイトレスで、二人の間には大きな階級差があります。

伯父さんは二人の結婚に反対する可能性が高いため、バーディは伯父さんと一緒に昼食をとりながら説得を試みます。

このときバーディは、素性を偽ります。

“A Red, Red Summer Rose”と“Only a Factory Girl”という書籍を通してイギリスの階級社会を批判している作家と偽って、乗り込むことになります。

４９行目

“Let me tell you, Mr. Wooster, that I appreciate your splendid defiance of the outworn fetishes of a purblind social system.

I appreciate it!

You are big enough to see that rank is but the guinea stamp and that, in the magnificent words of Lord Bletchmore in ‘Only a Factory Girl,’ ‘Be her origin ne’er so humble, a good woman is the equal of the finest lady on earth!’”

５５行目

“I do, Mr. Wooster. I am ashamed to say that there was a time when I was like other men, a slave to the idiotic convention which we call Class Distinction. But, since I read your books——”

５９行目

“You think it’s all right for a chappie in what you might call a certain social position to marry a girl of what you might describe as the lower classes?”

上記３か所にsocial classesに関する記述があります。

上記が、社会階級について書かれていると理解できれば、長文全体を把握しやすくなりますよね。

次に、大問５のShort Essaysについてです。

１

Until the early 20th century, when he reading passage was written, social class basically determined a person’s life.

Things have changed somewhat, but any people believe that it is merely the way we define class that is different. Communist countries and the United States claimed that they were “classless” societies, although social inequalities were evident everywhere.

Will social classes always exist, or can society be made less unequal?

Choose one position and explain it with clear, logical support.

社会階級はこれからも存在するのでしょうか、あるいは、社会における不平等や格差は縮まっていくのでしょうか。

どちらかの立場で説明なさい。

２

After reading the poem on the passage 8-9, please answer the following in one to two well organized paragraphs, making sure to explain your reasoning.

Write an interpretation of William Blake’s poem “The Chimney Sweeper.”

Consider, in particular, how Tom and the poem’s speaker feel about their condition and what is meant by the last line, “if all do their duty, they need not fear harm.” （Hint: Be careful not to confuse the speaker of the poem with Blake himself）

ポエムの中に登場する語り手の境遇はどのようなものでしょうか。

そして最後の行にある“if all do their duty, they need not fear harm.”は、どのような意味でしょうか。

The Chimney Sweeper BY WILLIAM BLAKE

When my mother died I was very young,
And my father sold me while yet my tongue
Could scarcely cry " 'weep! 'weep! 'weep! 'weep!"
So your chimneys I sweep & in soot I sleep.

There's little Tom Dacre, who cried when his head
That curled like a lamb's back, was shaved, so I said,
"Hush, Tom! never mind it, for when your head's bare,
You know that the soot cannot spoil your white hair."

And so he was quiet, & that very night,
As Tom was a-sleeping he had such a sight!
That thousands of sweepers, Dick, Joe, Ned, & Jack,
Were all of them locked up in coffins of black;

And by came an Angel who had a bright key,
And he opened the coffins & set them all free;
Then down a green plain, leaping, laughing they run,
And wash in a river and shine in the Sun.

Then naked & white, all their bags left behind,
They rise upon clouds, and sport in the wind.
And the Angel told Tom, if he'd be a good boy,
He'd have God for his father & never want joy.

And so Tom awoke; and we rose in the dark
And got with our bags & our brushes to work.
Though the morning was cold, Tom was happy & warm;
So if all do their duty, they need not fear harm.

大問５のエッセイも、social classesに関する内容です。

ちなみに、２０２０年度帰国子女枠入試までは、大問５のタイトルは“Short Answers”でした。

２０２１年度入試からは“Short Essays”となりましたが、出題傾向は同じでした。

このように、渋谷教育学園渋谷中学の帰国子女枠入試英語型入試は、あるテーマに基づいて出題されます。

よって、英語試験問題を見た時点で、英語のグループディスカッションも筆記試験と同じテーマであることが分かります。

最後に、渋谷教育学園渋谷中学の、２０２１年度帰国子女枠英語入試のディスカッションテーマをお伝えします。

合格した生徒さんに教えてもらったんですよ。

渋谷教育学園渋谷中学の、２０２１年度帰国子女枠英語入試のディスカッション（１０分～１５分）

１、各自３０秒間で自己PRを行う

２、１グループ３人でのディスカッションを行う

・テーマ：　With your group, find out multiple solutions to solve differences with social classes.

※２０２１年度入試は新型コロナ感染拡大防止のために、各グループの人数が少なく、グループディスカッションの時間も短かったと思います。

渋谷教育学園渋谷中学の帰国子女枠入試の英語型入試と作文型入試の合否判定については、こちらで詳しく解説しています。

渋谷教育学園渋谷中学を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。

【帰国子女枠入試情報、駐在先でのお子さんの勉強などのご相談に、お答えします。】

もし、お困りでしたら、こちらから、ご連絡ください。

スカイプでも対応できますので、世界中どこからでも相談できますよ。

また、私は、帰国子女枠入試の、自己PR添削、面接練習対策を指導することができます。

お子さんが、自分の力で、自己PRを完成させたいと思っているのであれば、私のメルマガを読むといいですよ。

自己PR、そして面接を上達させる情報も、配信しています。

今回は、関西学院千里国際中学の、２０２２年度帰国子女枠１月入試内容を、お伝えします。

最新の情報です。

メールマガジン『帰国子女枠を有効に使う、１０日間無料セミナー』からです。

１月２１日（金）の２４：００までに、こちらを登録しておいてくださいね。＾＾

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。　
　　　　
では今日も笑顔の一日を！

●各種サービスはコチラから！

・海外駐在員専用スカイプコンサル

 ・塾が対応してくれない内容を学べる、帰国生のための夏期講習

 ・帰国枠受験、６か月以上長期レッスンサービス

 ・編入試験対策、３か月レッスンサービス

 ・帰国子女枠入試、面接練習サービス

 ・帰国枠面接対策のプロに、回答を作ってもらえる、ラクラク面接対策サービス

 ・中学受験英語エッセイ添削・文法指導サービス

 ・帰国枠中学受験、日本語作文指導サービス

・自己ＰＲと活動報告書の添削・作成代行サービス

●無料メルマガはコチラから！

・『帰国枠入試を成功させるための自己ＰＲと面接練習』

・『帰国子女枠を有効に使う、１０日間無料セミナー』

大教大池田、渋谷教育学園、慶應、東京学芸大学附属、早稲田本庄など、面接重視校には、面接練習サービスが役立ちます。

芦屋国際、立川国際、渋谷教育学園、頌栄、学芸大附属国際中等教育、同志社国際など、英語エッセイが出る学校には、添削サービスが役立ちます。

渋谷教育学園渋谷中学の２０２１年度帰国子女枠入試英語ディスカッションテーマについてお伝えします。