日付変わった辺りから『白いへび眠る島』を読み始めて
読み終えました
只漠然と感情
いとおしくなった
せつなくなった
さびしくなった
夏の匂いがしたときの焦がれるような衝動
夏が終わるときの泣きたくなる気持ちとか
入り交じって
目は見開いている
渦中
飽和したからなみだがでる
感想をと思うのだけれど
わたしの日記は尽く感想文の役割を果たさない
自分でもまだ足場がしっかりしないうちに書くからだろうか
境目をさまよって不安定
それから言葉がたりない
語彙がたりない
すきな本です
とても
そしてどうやらわたしは島のお話に惹かれるようなのです
水の匂いと植物の匂いと湿った土の匂い
密に詰まるひとの感情が沢山合わさる
ひとしきり涙が流れ終わったら寝ます
感動や悲しみではないのです
揺さぶられたから
だから漠然といとおしいせつないさびしい