はがた つめのあと浮遊した途中で現在の相手に足を捕らえられて徐々に視界は鮮明になる私が生きている方は此方だったねと言い聞かせて欠片の会話に多少頭を働かせた返答を(その中に私居ないの)本当は近くに居る筈無い誰も彼も違うひと全く違うひとマルメンとブルガリで滑稽な程反応良好本当の逃避をご存知なのですか甘い匂いに未だ頭痛が止まないでいる陶酔とはこの事でしょうか境界線は霞むのに越えられないのは傍観者の視点が剥がれないから嘲笑ってみてごらんよそれでもうつくしく見えるように気を付けてきっと私は笑うよ