はがた つめのあと | prismic

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しあわせものと幸福論



浮遊した途中で現在の相手に足を捕らえられて徐々に視界は鮮明になる


私が生きている方は此方だったねと言い聞かせて欠片の会話に多少頭を働かせた返答を
(その中に私居ないの)


本当は近くに居る筈無い


誰も彼も違うひと
全く違うひと




マルメンとブルガリで滑稽な程反応良好
本当の逃避をご存知なのですか




甘い匂いに未だ頭痛が止まないでいる
陶酔とはこの事でしょうか
境界線は霞むのに越えられないのは傍観者の視点が剥がれないから






嘲笑ってみてごらんよ
それでもうつくしく見えるように気を付けてきっと私は笑うよ