ハナヤマタに見る逆ハードル効果 | キックあにめ

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あにめの感想とかを言います

NFL解説河口正史氏のP・マニングファンっぷりがすごすぎて昨シーズンのSBリマッチカード(NHK BS)が関西圏の阪神戦(サンテレビ)のようになってるwww。

■ハナヤマタ
○新たなるまんがタイムきらら枠12話感想
ハナちゃんのお父さん日本にいんじゃん!と思ったのは俺だけだったのだろうか。ますますハナちゃんが早急に帰国した理由が「ママとは口もきけないのら!(タマキ)」である可能性が濃厚になってきた中、なんと、なるちゃんまでもが「お父さんとは口もきけないのら!(タマキ)」であった事実を再確認するにいたり、「最近のJCの家庭教育どうなってるのら!(タマキ)」等とtwitterをにぎわすアニヲタたち。言っとくけどお前らのお母さんのほうが自分の教育方針が間違ってたんじゃないかと泣いてるからね!
結局お母さんと口をきいてやったハナちゃんは再び来日したものの、毎度おなじみの国道467号線の渋滞に巻き込まれてしまう。車では会場まで間に合わないと踏んだハナちゃんが町中を走りぬけた結果、お父さん(車)と変わらない時間に会場に到着。なんとか事なきを得たのであった。お父さん!

正統派ストーリーアニメ(とくにオリジナルの)にありがちなこととして、まずそれだけで視聴者のハードルがあがっているという難問が作品の成功に大きく影響をおよぼしていることがあげられます。たとえばキルラキルなんてよっぽど誰も期待していない中からポッとでてきたのならそれなりに面白かったと言えたかもしれません。だからこそ、最近のアニメに求められているのはその逆を行く意外性なのです。つまり初っ端から狙ってキワモノ臭を漂わせてきたからこそのガルパンの大ヒットなのであり、そしてこのハナヤマタという作品も、まんがタイムきらら枠という心ぴょんぴょん路線から脱却によって、その意外性路線に乗ることに成功したのではないでしょうか。ハナヤマタがラッキーだったのは最初の逆ハードルを作るという工程をまんがタイムきらら枠の先人たちがすでに行っていてくれたことでしょう。喫茶店のバイト中に心ぴょんぴょんしちゃっても許されるふわふわ百合ワールドに心底食傷気味の現代人たちの前に、まさに機を逃さず現れた瞼の赤い女の子群。あぁ^~心がぱーっとぱーっと晴れやかになるんじゃぁ^~。

それにしてもこのアニメで一番ぱーっとぱーっとしたのは10話で会長が「とにかく練習だ!」みたいなことを言い始めてから今回にいたって、なんとなるちゃんが「じゃああいてる時間で練習するのら!」とか言いはなったところでしょう。もしこれが心ぴょんぴょんしてた場合、「屋台とかあるよ?」「私、ハルちゃんの分まで食べよーっと。」「まぁ、なるったら。」となるか、あまつさえ、「あ、私おにぎり作ってきたんだー。」「あ、私ケーキ焼いてきました。」「じゃあ私は紅茶を入れるわ。」「え、ご、ごめん……、私なにも持ってきてないや。よさこいするだけと思ってたし。」となりかねない。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~。
しねぇよ!
ところがハナヤマタは違いました。とにかく本番成功できるように練習。中学、高校生活の記憶が部活しかない私のような人間からしたら、「まさにこれ!」。青春ってまさにこれでしょ!ぶっちゃけ練習したってうまくならないかもしれないし、効率わるいことしてるかもしれないけど、とにかく今できることをやるっきゃないっていう若さゆえの過ち!これなのよ!はじめウジウジしてなにもできなかった主人公が若さゆえの過ちに目覚めるっていう、まさに
……これなのよね!
そして本番ですべての苦労が報われるっていう
……これなのよね!!
そして結局逆ハードル効果によって、いろいろツッコミどころ満載の(さんざん普通を強調してんのに実家で居合やってる主人公とか)部分があっても笑って受け流せる余裕!
……これ、だまされてる!!!
まぁ、やっぱどうかとは思うな。でも名作とはならないかもしれないけど今期の中ではひときわよかったんじゃないでしょうか。