■聖地巡礼のサラリーマン
○江ノ島どーん4話感想
江ノ島ドーン。私も行きました江ノ島ドーンが今回の舞台。江ノ島がでてくるあまたの作品のうちどれの巡礼なのかは全くもって定かではないけれども、そんなことは実は淡路にとってはどうでもいいことなのかもしれない。というのも、これは淡路氏が前回小林ゆうに取り付けたデートの約束が果たされるということだからなのである。淡路一世一代の大イベント。が、しかし、江ノ電のあのノスタルジーを感じさせる駅を出たとたん淡路は全身フル装備の小林ゆうを発見する。淡路の期待もむなしく「これが正しい聖地巡礼の装備だ」とのたまう小林ゆう。「これデートじゃないのか」と問う淡路に向かい、あまつさえ「ノン。自分には男がいるので。」などとふざけすぎた物言いの小林ゆうなのであった。
かくしてアニメの一場面を写す女と、アニメの一場面を写す女を写す男という奇妙な2人組が江ノ島周辺を徘徊するアニメと相成った聖地巡礼のサラリーマンだが、それにつけても淡路氏には萌える。もちろんヒロインが小林ゆうであるのは周知の認めがたい事実。それでも正直小林ゆうの役回りは最後の最後でデレてくるおきまりのあのパターンであり、この形式美の前には「寧ろそこまでのツン過程でこそ萌えるのである」、などといういささか本末転倒的な状況すら生まれているところであるかもしれないが、やはり真に萌えるのは主人公であり等身大のアニメオタクである淡路氏なのである。それこそが紋切り型のストーリー展開を見せるなかに至っても視聴者を離さない方法の一つであり、これからの時代の幕開け。つまりオッサン萌え。