こんばんは。マー君すげぇな。あと上原もすげぇよな。
■ステラ女学院高等科C3部
○まさか萌えアニメにケンカふっかける展開とは思わなかった10話あらすじ
満を持してリンちゃんの学校のサバゲ部に入隊したゆらぴょん。そこでゆらぴょんの才能は更に開花していく。しかしながらリンちゃんは個の力に頼るゆらぴょんには賛同できなかった。もとい、軽く嫉妬。そしてゆらぴょんはリンちゃんからも拒絶されたのである。
私はこのアニメは昨今のゆるゆる萌えアニメに対して軽く提言してやるぜ的なノリだとふんでいたのであるが、まさか真っ向から殴りかかりにいくとは思っていなかった。もちろんゆらぴょんの自分を変えたいという思いが空回りする様を多くの人が共感できるがしかしむごいやり方で、しかも全編にわたって展開してきたことにはちょっとした敬意を表したいところ。なかなかやれないでしょ。DVD売れないの目に見えてる。でも実はこのアニメが本当に恐ろしいところは上記のドロドロ展開ではなかったのである。
考えてもみていただきたい。クラスの仲間に入れないいじめられっ子が新生活にて自分を変えようと決意し、打ち込めるものに出会い、挫折を味わい、それを乗り越えて己を高めていくのである。まさにスポ根の王道。このアニメの場合少しずつ向いてる方向違うのはこの際置いておいて貰うとして、己を高めてく過程で孤立し、しかしそこで(多分来週か再来週あたり)真の友情に目覚める、というステレオタイプな一連の流れが何故かここまで奇妙に見えるその理由こそC3部の真の狙いなのである。
つまり、「萌えアニメかと思ったら鬱アニメだった、どうしてくれんだ!」と言っているのはおまいらだけではなくみゆきちたちを含む劇中の人物たちもそうであったという演出である。ゆらぴょんを見ていただきたい。最早サバゲー界に舞い降りたマーくん、若しくはランボーといった面持ちである。これがロッキー山脈での出来事なら「クリ御ハンガー!」と言って誉めそやされこそすれ、邪険にされて仲間はずれになぞされないところである。しかしここは日本であり、あまつさえ萌えアニメの世界であったから大変。きゃっきゃうふふの女の子ワールド(大きなお友達ワールドとも言う)ライフを満喫するはずのみゆきち(俺たち)たちの前に突如として現れた異分子。そうなのである。このアニメは萌えアニメ世界の力学が萌えアニメ足りえない異分子を排除する方向に向かうことを示してきたのである。
動機や目的や手段はこの際不問にするとして、ゆらぴょんは己を表現する唯一の方法としてサバゲーを選んだ。しかし、一方で萌えアニメはただ萌えることだけを目的としており、決して両者の進む先が交わることはないのである。
尖がったキャラクターが主人公たちの仲良しグループから執拗な勧誘を受けて最終的に迎合するアニメというものがそこらかしこに転がっているように思うが、あれはある意味、数による最大公約数的幸福感の強制である。本アニメはこれをよりあらわに見える形で提示してきたのだ。かくして最終的にみゆきちと棒がゆらぴょんをC3部に連れ戻し、ゆらぴょんが無邪気に笑う横でみゆきちがドヤ顔を見せるという鬼畜エンドにて「萌えアニメの器の小ささ」にフィニッシュブローを決めてくるに違いないのだ。
■ゆゆ式
◎そして、だからこそゆゆ式12話あらすじ
遠くに見える江ノ島が。鵠沼海岸である。
ゆゆ式12話はなぜこんなにも心地よい……なんてことをわたしら程度が議論して何かしらの答えが出たとしても、ゆゆ式12話を見れば……その心地よさの前に、議論など無意味だと知るよねー。
結局、我々は何かしら不安に駆られている。ゆずこが唯ちゃんにいつか嫌われるんじゃないかと不安に駆られていることや、現実的にあと数年もすれば唯ちゃんの家に入り浸ることは出来なくなることへの不安を感じているようにである。だからこそ、我々はゆずこが唯ちゃんと縁ちゃんと一緒に心から楽しめた12話を見て心地よいのである。
でも、
「議論は~?」「無意味~。」
なのであり、萌えアニメの器の小ささに怯えながら我々は今日も萌えアニメを見るのである。
まとめ
「ようやくこの企画終わったわ」