どろぼうの神様::僕は友達が少ないNEXT | キックあにめ

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あにめの感想とかを言います

こんばんは。俺の前にレジに並んでたおっさんが大量に麻婆豆腐買ってたんだけど絶対よつばと!12の影響だよね。いい大人のくせに。まぁ、俺もなんだけど。

■どろぼうの神様
「子供はいつ大人になるのか」
確か中二病でも恋がしたいのときに書いた気がするのは、中二病を克服すると人間は大人になる、だったかな。

コルネーリア・フンケの『どろぼうの神様』は必ずしもこの問いに答えてはいないし、まして直接的にこの問いを投げかけてはいないけれど、どうあがいても我々にこれを考えさせる強制力を持って迫ってくる児童文学のなかの児童文学である。

どろぼうの神さま/WAVE出版
¥1,890
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圧倒的な印象を誇るカバーイラストが作者自身によるものであることは特筆に値する。自らの物語の雰囲気こそがこの表紙に表れていると宣言しているのだから。そしてしっかり、青く美しく謎めいたヴェネチアと本作のストーリーを読者に強烈に印象付けることに成功している。類稀なる一冊であることは最早疑いようも無い。

と、誉めそやしてみたものの、だからなんだってワケでもない。久しぶりに読んでみてやっぱり面白いなって話だけど、児童文学とはいえ小学生だけが読む本じゃないし、小学生には分からないこともあるよな。
どうでもいいけど天野こずえはこれ読んでARIAを描いたのかと思ってたんだけど微妙にAQUAの方が早かったんですね。


■僕は友達が少ないNEXT
○気づいてない振り系男子って結構いるよね10話あらすじ
街で知り合いの女の子を見つけても自分からは声をかけずに向こうから声をかけてくれるのを待つ系男子=草食系男子をディスるために産まれたキャラクターこそはがないの中之条剛くんとΣ理科ちゃんなのである!

少なくとも日常の中之条なら女の子のモーレツアピールを全身全霊で受けきった後に「しゅっしゅぽっぽーっ!!」と言ってくれるに相違ないわけだけど、どうもこっちの中之条剛こと小鷹くんはそうもいかないらしい。ところが、実際は小鷹くんのヘタレ草食っぷりはどうでもいい話であって、このアニメの本分は萌えなワケであって、だから最終的に問題はダブルヒロイン制に帰着するのであって、かつての親友のみにしか心を許せない変化を嫌う子供女であり、小鷹くんの「このままのステートを維持するのがエネルギー的にも最もお得なんじゃないでしょうか」とかいう事なかれ主義的現状維持精神を共有する三日月夜空さんと、その精神を見破って白日の下にさらす大人女Σ理科さんの2大ヒロイン激突構造こそが面白いんじゃないだろうか。あ、そういえば肉とかいうキャラもいましたっけ。
まぁ、こどもおとなって単語をそんな2元論的な使用方法にするのもまず間違ってるきがしないでもないし、それどころか三日月夜空さんの本性を見誤っていたとしたら俺はもうこのアニメを見ていけないことになる。要するに幼なじみという確固たる基盤にしかすがれない変革を嫌う女と、強力な能力でもって容易に変革を起こすことが出来る女の対比やそれぞれの葛藤こそがこのアニメに魅力を感じるところなのである。