ニーアオートマタ、レプリカントの感想です。

 

結論から言うと合わなかった、理解が追いつかなかった側なので作品が好きすぎる方は読んでもいい気持ちにはならないと思います。

 

 

9Sが無意味だったんだ!使い捨てなんだ!と訴えてくるけど

そこに同情がほぼ全くできなかったです。

 

無意味というのはよく分からないし。

人間の方がよっぽど無意味じゃないですか。

基本的に、自分で望んで生まれたわけでも人から望まれて生まれてきたわけですらもないので生きる事に意味があるわけないと思っていて、無意味はもともとだしなんならアンドロイドは目的があって望まれて作られている分十分意味があるじゃないですか。大元は「人間のため」と思って役割を果たしていて、そこが違っていたとしても他のアンドロイド達に人間はまだ滅亡していないと信じ込ませるという重要な本当の存在の意味がありますから、ヨルハ部隊は意味ありませんか。

完全に悪役のセリフですね。

 

サブクエストで「俺たちの役割が終わったら、人間が戻ってきたら、俺たちってどうなっちゃうんだろうな」とぼやいていたレジスタンスたちの方が意味がないと言えてかわいそうじゃないですか。

 

なぜこんなにアンドロイドに対してドライな感想を抱くのかというと、命や感情の在り方の描き方がピンとこなかったというのがデカいです。

アンドロイド達自身の認識がわからない。

 

ゲームがブラックボックスで義体を爆散させるところからスタートじゃないですか。義体が傷つき苦しんでいれば慌てて手当てをしたりもするけれど、追い詰められると義体は爆散させる。でもバックアップを取っているので普通に戻ってきます。

 

バックアップ後の記憶が抜けていて共有できない部分があり、2Bのなんともいえない描写がありますが、あそこも何を思っていたのか正直よくわからないです。

記憶が抜けているから悲しいのか?アンドロイドである2Bはどう思ったんでしょう。

 

バックアップから再生した9Sはホントに今までの9Sといえるのかという、連続性云々みたいなところとか、そういうのに触れてるのか触れてないのか、どう処理したらいいか分からなかった、どうともとれなかった。もっとこういう所に触れてくるのかと思ったんですけどそうではなく、むしろこちらに解釈を余地として与えられている感じ?いや、いろんなところで触れられてはいるんですけど、アンドロイド達がどう処理して動いているのか一貫性がなく見えて入り込めなかったんですよね。

 

最後の演出が人間的すぎてチグハグに見えたというか、あの場面をすんなり飲み込むほど、アンドロイド達が人間に近い感情で動いているように自分は見えなかったんですよね。感情は極めて人間的ではあるけど、命の扱いがバックアップの存在によって大きく違っているので…こう……うまく説明できないですね~~~。

余地として与えられる部分を不足ととらえるところが多かったかもしれない。

キャラそれぞれの関係性も薄く思えるので、尚更こちらに余地に浸る材料がなかった。

世界や存在の意味について問うのだとすれば、無意味にきまってんだろという答えはもう最初から出ているタイプだからダメだったのか。うーんうーん

 

 

あとはまぁゲーム性の問題というか…。

ハッキングがうざすぎた…。2B操作ほとんどないじゃんどうして。

一番長い9Sパートが合わないというのが与えられた余地に向き合う時間を持てなかった原因かと思います。

ハッキングが嫌ゆえに物語とそのまま向き合えず、ハッキングがまーーーーーじで嫌ゆえに再走がほんっっっっっっとにしたくないから、失敗したくなくていつも以上に実績を気にしすぎたのもかなり邪魔をしてきたかも。

 

すべてはハッキングが悪。

 

感情や命についてはレプリカントもかなり考えさせられましたけど、目的も物語の構造もとても分かりやすくて、個人的にはレプリカントの方がすきでした。

分かりやすいって言っても、解説みてようやく「あーね!」になるくらいには理解してなかったですけどね。