永遠に僕のもの』@ヒューマントラストシネマ有楽町 : 映画を生きて、映画を吸って、映画を食って、映画をクソする生活

 

 

見てから知ったが、実話・・というよりは実在するモデルがいるという衝撃。

倫理観バグりまくった主人公が実在したという・・。

容姿があまりに整っている19歳の連続殺人鬼ということで、当時かなり話題になったそう。

ぐぐったらまぁぁぁぁじで美少年すぎた。

「天使」とタイトルにつけるのも頷ける。

 

ただ映画はつまんなかった。キッパリ。

実在モデルだけど、実話にそってたりそってなかったりして、そのわりに追加エピソードがまじで蛇足のようなものばかりで、登場人物に深みを出してくれるわけでもなく、主人公という人間をもっとわからせてくれるものでもなく。

淡々と事が起こる、一番残念なタイプの映画だったと思う。

主人公がほんとにイマイチ掴めなかったのが残念だったな。

ただただ子供って感じ。

悪いことをするのがカッコいいからやっている感もそこまで感じないし

悪いことを悪いことと認識はしていても、罪の重さをわかってないというか。

邪魔だったから殺した、気付かれたから殺した、それだけって感じ・・。

なので猟奇殺人とかでもない。何かの目的があってその過程で殺人が起こってしまった。

しょうがないね、チャンチャン。ってこんな感じの罪の意識なんだろうな。