こんばんは
本日はずっと観たかった作品の感想を♪
いやー美しいです主演のお二人が
特にトム・クルーズが印象が違いますよね
◆概要
監督:ニール・ジョーダン
脚本:アン・ライス
キャスト:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、アントニオ・バンデラス、キルステン・ダンスト 他
①知られざる吸血鬼の世界
物語は、1990年代。ジャーナリストが一人の男性にインタビューをするところから始まる。
その男性は、自身のことを吸血鬼だと名乗り、これまでの人生を語りだす。
時は1791年に遡る。妻を亡くし自暴自棄になっていた彼は、ある一人の吸血鬼と出会い、
仲間となり不老不死となった。
それから今日に至るまでの様々な出来事を話していくという流れ。
吸血鬼とはいえ、とても人間らしい感情を持つルイ(ブラッド・ピット)と、
いかにも吸血鬼らしいレスタト(トム・クルーズ)が対照的に描かれています。
そしてもう一人のメインキャストのクローディア(キルステン・ダンスト)が子役とは思えないくらいとても自然で魅力的な演技をしていて、
作品の世界にぐっと引き込まれます。
クローディアは幼い吸血鬼。
吸血鬼は年を取らないので、
見た目はずっと子供のままです。
それでも長い年月を生きていく中で思考だけが大人に。
このギャップをとても上手に演じるキルステン・ダンストの演技力の高さが
素晴らしかったと同時に、不老不死である吸血鬼の孤独や難しさを感じました。
ずっと年を取らず若いままで、死を恐れることなく生きられるということは、
魅力的ではあるかもしれません。
しかしそれは言い換えれば、自分だけが変化がないということ。
それでも周りの時代も人も移り変わっていく。
そんな中で生きていくということは、
自分が合わせていかなければならないですよね。
それも何百年という長さで…そして終わりがないのです。
結構ハードなことに思います。
作中でもそのように感じられるシーンがあります。
もし自分が吸血鬼なら、大切な人ができても、
見送らなければならないんですもんね
自分だけが取り残されていく気持ちになりそう…。
しかしそのように感じるのは人間だからかもしれないですね笑
②役者達の美しさ
冒頭にも書きましたが、、、
とにかく画面が美しいっ
ブラピもトムもそして若き日のアント二オ・バンデラスも!
吸血鬼という設定なので、肌も白く塗られ、お化粧をし、
どことなく華奢な感じで、そして服装も♪
これまでの人生を振り返っているため、
時代的に18-19世紀の服装がより非現実感を醸し出しており、
街の雰囲気や世界観も含めて
美しいんですよね~
特にレスタトは、ルイと違って吸血鬼として生きていくことに抵抗がなく、
長生きすることに対して貪欲なので、
非常にいきいきとしている美しさ
反対に、生きるために人間を犠牲にすること、
吸血鬼の人生の意味について等々
疑問を抱いたり悩んだりしているルイは、
愁いを帯びた美しさ
違いがあって、そこがストーリーとしての面白さであると同時に、
画的にも魅力的なんです!
ストーリーの面白さもさることながら、
豪華な役者達も観られて大満足な一作でした!
やっぱり有名作は違いますね