先週、小ももが読んでいたもの。

 

シリーズ全3巻です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


主人公の鍼宮(はりみや)くんは、

お裁縫が好き。

お母さんはソーイングの講師をしていて、

その才能を持って生まれたのかも。





でも、

お父さんは、転校した先で

サッカー部に入部した我が子のことを

とても喜んでいて。

本当はサッカー好きじゃないのに

男の子らしい部活に入ることで、

お父さんを喜ばせられると思っていたり。






お裁縫が好きなこと、

親しいクラスメイトにも打ち明けられないでいる。







らしさ、ってなに?

好きなことを好きだと言えないって

どうにかならない?



いろんな問いかけが散りばめられたストーリー。



気弱だったハリくんの成長物語でもあるヒヨコ

挿絵のハリくんがキラキラのイケメン笑

女子が好きなアニメにありそうピンクハート







タイトルが、なぜまつり縫いなのか、にも

ちゃんと意味があって。



私もまつり縫い、やってみたい!

声高に言ってた小ももさん笑







平坦に書かれていて小学生にも分かりやすい気づき




SDGSの17のうちのひとつにある

ジェンダーの平等

を、子どもにも分かりやすくとらえられそうな

本でした。










でもさ。


『ジェンダーの平等』

という一文自体が

捉えにくいのは私だけかな。


17のうち、一番わかりにくいのが

私にとってはこれ。




らしくあるべき、

は、余計なお世話。

それはその通りだ。




男の子らしさ

女の子らしさ

この言葉が悪のように

独り歩きしてるけど、

性別があるという事実だけは

絶対にそこにあって。




それぞれの性差による身体的能力の違いは

絶対にある。


それぞれの得意なことがあって。

向いていることがあって。



それを時に外によけて

完全に同一線上に置こうとすること自体に

ムキになっているような。

(雑な言い方かもしれないけれど)

違和感が拭えない。




今も電車の車内では

ベビーカーを押す奥さんと

荷物を持つ夫、

席が空くと、当然の顔して

夫が席に着いてる。





ジェンダーの平等って

本当に浸透するには遠い道のりではないかと

こっそり思う次第ガーン