■太陽Mフレア
以下に、太陽フレア・磁気嵐・大気ラドン濃度と地震発生の関係について、昨日と今日発生した茨城県南部の地震の実例に基づいて、初心者にもわかりやすく解説する。
7日前からの出来事を時間順に沿って説明すると、まず2022/01/20午前中に大規模な太陽フレア(太陽面の爆発)が発生した。
太陽フレアは、A・B・C・M・Xの順に規模が大きくなるが、この時はM5.5というかなりの規模だった。
この分野に詳しい西マサヤさんによると、地球に影響が及ぶのは1/24だと言っていた。
■地磁気擾乱
その後の1/25 9時頃に、茨城県石岡市柿岡の気象庁・地磁気観測書の「地磁気擾乱」データに異変があった。
下記グラフのように、「Minor storm」(小規模の磁気嵐)に達していた。
地磁気擾乱とは、太陽面での大規模な爆発により放出された高エネルギー粒子が地球に到達した際に観測されるような顕著な地磁気の乱れのことで、磁気嵐と呼ばれる。
今回は小規模の磁気嵐だが、それでも、そう頻繁には見られない。
1/20のM5.5フレアの影響だろう。
そのため、これは茨城周辺で地震がありそうだと、Ameba支部の記事で緊急に周知した。
■大気ラドン濃度
次に、ここ東京都小平市の自宅に設置した、ラドン測定器の値。
大気ラドン濃度は、測定器の値が急上昇してピークから下降に転じてから、その周辺の地域で地震が発生する。
下記の表では、1/26早朝以降のラドン濃度の変化を示す。
昨日1/26 5時に18とピークに達して、16まで下降を始めてから14:49に茨城県南部でM3.2、最大震度1の地震が発生した。
ここ小平市から47kmほどの近場だった。
だが、今日になってラドン濃度は下降を続けて、6時に12まで下降した1/27 6:09に再度茨城県南部でM3.7、最大震度2の地震が発生した。
そして現在、12時時点で13と上昇に転じたので、更に上昇→下降となるまでは関東圏で地震は起きないだろう。
■地震前兆の相対性
中々ここまで考えてくれる人は少ないが、地震の前兆現象(電磁波)の強さは、震源までの距離と地震の規模に比例する。
前述の柿岡の地磁気擾乱データが小規模磁気嵐を示していたが、その後の茨城県南部の地震、特に今朝1/27 6:09のM3.7の震源は、下記マップのように、観測所から約15kmと、非常に近場だった。
そのため、小規模磁気嵐という強いデータとして現れたのだろう。
「Minor storm」といった稀なデータでも、実際はこのように震源がごく近場だったということが多い。
だが、震源がより遠い場合は地震の規模が大きくなるわけで、そのために私は念のため警報を発しているわけだ。
太陽フレアや地磁気擾乱は自宅で測定するわけにはいかないが、下記の私のサイトにある「リアルタイム地震前兆」で最新のグラフ類を自動で表示している。
■ラドン測定器
今回紹介した中で、大気ラドン濃度だけは測定器を購入すれば自宅での測定が可能になる。
この値を常時観測することによって、大地震発生の際に自分や家族の命を守れるかもしれない…という表現は大げさではないだろう。
Ameba pickに入れているが、最新機種Pro4が3万円弱という価格が難点だが、一度購入すれば壊れるまでは使用することができる。
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