フジオの家をストーカーした結果、
怪しい日はいくつかあった。
・車があるのに電気がついてない。
・車もない。
寝てたり、お出掛けしてるなら納得できる。
だが、家にいるような内容のLINEを送ってくるのは明らかにおかしい。。。
ある日、私はカマをかけた。
この日も車があるのに電気がついてない。だが、家にいるようなLINEが返ってくる。
私「家いるよね?渡したいものあるから今から行っていい?」
フジオ「ありがと。今からお風呂入りたいから出たらまた連絡するよ。」
私「ごめーん、もう家の前来ちゃった
渡すだけだからすぐ帰るよ」
フジオ「…なんで、勝手に家に来るんだよ!
勝手に来るなってこの間言っただろ!今来られても会えないから!」
私「会えないのは家にいないからでしょ
」
フジオ「は?いるし!」
私「いないじゃん。私、さっきピンポンしたのに出なかったじゃん。私がピンポンしたこと知らないでしょ?」
フジオ「それは…勝手に来られるのが嫌だから出なかっただけ!」
私「いやいや、さっきまでそんなこと一言も言ってなかったじゃん。
てか、私、ピンポンしてないよ?何言ってんの?なんで家にいるって嘘つくの?一体どこで何してんの?
」
フジオ「…自分だってそうやって嘘つくくせに!そんな人に話したくない!」
はぁ~!?私だってこんな嘘つきたくないわ!
電話を切った後、フジオが帰ってくるのを家の前でしばらく待った。
だが、なんだかアホらしくなって結局フジオを待たずして帰ってしまった。
自分の家に帰ってお風呂に入ってる間に
フジオから着信があった。
着信に気付き折り返し電話してみる。
フジオ「友達の家に行ってた。もちろん、男友達。今はもう帰ってきてるが、『彼女が疑ってるなら俺が電話で話してやろうか』って友達が言ってくれたから電話をかけた。勝手に家に来るのは止めて欲しい。友達も『彼女、ちょっとおかしいな』って言ってたぞ。」
おいおいおいおい!!
お前、自分のやったこと棚に上げてよくもまぁ、そんなこと言えるな!!
「俺も悪かったと思ってるよ…」
心ない謝罪しやがって!