フジオの家のクローゼットに
ふと目をやった時、
見慣れない服が目に入った。
これは…
アイコがUSJで男とペアルックしてた服!!
これを見た瞬間、すべてが繋がった。
私が今まで目を背けてきたものが一気に目の前に押し寄せてきたような感覚。。。
あの写真の服も後ろ姿も、
フジオに似てるけど違うよね…
んな訳ねーじゃん!
すべてフジオだよ!!
私は出来るだけ冷静に
「この服可愛いね。いつの間にこんな服買ってたの?」
と聞いた。
「あぁ…その服、可愛いだろ
」
と返ってきた
私「誰かと一緒に買いに行ったの?」
フジオ「は?一人で買ったけど?」
私「ふーん…フジオに似た人がさぁ、これによく似た服着て女の子とUSJ行ってる写真見たんだよね~」
フジオ「は?なにそれ?写真!?」
私「コレ!!この写真も、この写真も!すべてフジオだろ!!
」
私はついにアイコのTwitterをフジオに見せた。
フジオは一瞬固まった。
言葉も出ない。
だが、すぐに私の携帯を力ずくで取り上げた!
フジオは私の携帯でアイコのTwitterを見て
「なんでnanaminが俺の友達のTwitterを見るんだよ!勝手に見るなよ!!
」
と怒り出した。
私「は?なんでそんなことフジオに言われなきゃならないの?見られたくなかったら鍵付きにすればいいでしょ。その子はしてないんだから、誰に見られても文句ないはず。私が誰のTwitterを見ようがフジオには関係ない。」
フジオは言い返す言葉もないようだ。
だが、
すぐにアイコに連絡をとったのか、アイコのTwitterはすぐに鍵付きになった。
私「なんでなの!?この子はなんなの!?なんで一緒に遊んだりしてるの!?何か理由があるなら言ってよ!!」
私は、
フジオがアイコと遊んでるのは何か理由があるはず!
とこの期に及んでまだ思っていた。
フジオ「ただの友達だよ。別に何もないよ。USJに行ったのは2人じゃなかったし。それにこの写真、すべてが俺じゃないよ。かき氷も花火大会も俺じゃない!」
こんな誰が聞いても見え透いた嘘、
当時の私はまたまた信じてしまいました
ホント、バカ!!