少し話は変わり、患者会の話。
患者会の存在自体は
母が新聞で見つけてくれていて以前から知っていた。
母には
一度行ってみたら?
と勧められていたが、乳癌疑いの段階では行く気になれず、初めて患者会に参加したのは2度目の手術が終わった頃だった。
直前まで行こうか行かまいか迷っていたため、
結局飛び入りで参加してしまった。
そんな私にも患者会のマダム達は温かく迎え入れてくれた。
そう。
年齢層はちょいとお高め。
40代はここでは若者。私なんて娘でもおかしくないくらいの年齢だ。
今回の患者会は私を含め初参加が3人。
それぞれ、自分の病気の経緯、今の状態を自己紹介とともに話した。
患者会ベテランマダム達は
色んな患者の話を今まで聞いてきているためか
中途半端な医療関係者よりよっぽど知識が豊富だ。
そして、みんな病気に対する意識も高い。
私がこれから受ける放射線治療へのアドバイスも頂いた。
実際に治療を経験した人の話は説得力がある。
みんな優しく声をかけてくれ、
勇気を出して来て良かったな
と思った。
そして、ここで私にとって
とても大事な出会いがあったのでした