診察後、家に帰り1人で泣いた。


癌になってごめんなさい。

癌の娘でごめんなさい。

癌の彼女でごめんなさい。


癌になってしまったことで、自分だけでなく周りも巻き込んでしまっている罪悪感。。。
どこかで聞いたことあるセリフ。
だが、自分がこの立場になるまで、こんな風に考える日がくるなんて思いもしなかった。


いっぱい泣いて少し落ち着いてきたところで、
職場に
また手術を受けないといけないことと
今後の予定について
話さなければと思った。

別に明日仕事に行ったときに話しても良かったのかもしれない。でも、その日のうちに職場に行き上司と話をした。今思えば、1人で居たくなくて誰かに話を聞いてほしかったのかもしれない。

上司に
診察室で言われたことを話してるうちに、
涙が溢れてきた。
話すことがままならないくらい涙が溢れてきて自分でもどうすることも出来なかった。

私は病院に行き始めてからこの日まで
彼氏以外の前では涙を見せなかった。

親の前でも涙を見せなかった。

でも、この日は自分でも制御出来ないくらい涙が止まらなかった。。。