この日は転移の有無とリンパ節の場所を特定するためのCTをとるため病院へ。
胸に麻酔をして造影剤を注入、マッサージをしてCTをとる。
今回も麻酔の注射が一番痛かった
無事CTを撮り終え、さぁ帰ろうとした時、看護師さんから
「主治医の先生からお話があるようです」
と言われる。
え…何だろう。。。
急にドキドキしてきた
診察室に行くと、先生から
「針生検の標本を再鑑定したところ、悪性度はものすごく低いですが、癌の確定診断が出ました」
と言われた。
えっ!?手術しないと分からないんじゃなかったの!?
頭はパニック!!
先生が言うには、専門の病理の先生が診て確定診断が出たらしい。
先生が続けて言う。
「しこりが一番大きいところで37㎜あり、それよりも1~2㎝多めに組織を取らないといけない。大部分を取らないといけないので、胸の形はかなり変わってしまうでしょう。
部分切除にしますか?全摘して再建しますか?」
まだ状況を飲み込めてないまま
部分切除にします。
と答えていた。
どちらの選択をすべきだったのかよく分からないが、先生は
この悪性度で全摘をするのは抵抗があった
と言っていたので、とりあえず部分切除で良かったのかなと思えた。
切除する必要のないくらい悪性度の低い癌。
ただ私の場合はまだ若いので取っておいたほうが良いだろうとの判断。
一体どのくらい変形するのだろうか。。。
温存するか全摘するか。
今まで親とも多少相談はしていたし、再建についても先生から話は聞いていた。自分でネットでも調べてた。
でも、まずはしこり部分を取ってから。
って思ってたから、まさかこんな急に選択を迫られるとは思ってもなかった
重大な選択を突然迫られ、短時間で決断を下さなければならない。
けっこうシビアだ…!
明日は30歳の誕生日。
こんな気持ちで迎えることになろうとは。。。