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ママと赤ちゃんの笑顔のために・・

ご家族の幸せのために・・

 

 

2歳のお子さん

夜間にどうしても眠れないので

抱っこで寝かせていました。

 

座って抱っこしたら眠る時もありますが

立つように泣いて訴えます

 

次はリビングに行くように指示されます

 

眠るまでその状態を2時間おきにしていました。

 

9ヶ月までは授乳で寝ていたそうで

2時間おきも苦にはならなかったのですが

 

夜間断乳をしたら眠るよと言われ

 

夜間断乳をしましたが

 

状況は変わらず1年近く

 

抱っこで寝かせる状況でいつ眠るだろうと

悩みながら復職をして

お仕事を続けながら頑張っていました・・

 

 

ご相談に来られて

ご家族のママの気持ちを丁寧に伺いながら

お子さんの睡眠環境 発達段階 生活リズム全般から

取り入れやすいできることをお伝えしました・・・

添い寝です

 

ご相談から5日目

寝かしつけもスムーズになり

夜間も朝まで寝たとご連絡がありました・・

 

うまくいかなければ

土日を使って

抱っこでの寝かしつけの習慣を

変えないといけない可能性もありましたが

 

それも必要なさそうです

 

このお子さんは、しっかりママに抱っこされて育ってきましたので

ママとの絆がしっかり育っていて

環境の変化も大きな不安を感じずに適応して行きました。

 

あとはお子さんが眠りやすいようにサポートしてあげるだけなんです。

 

どこに相談したらいいか困っている方がたくさんいます

困っている方もたくさんいますが

情報が多くありすぎて

自分の抱っこが癖になるんじゃないか

自分が添い乳するから眠れないのか

ビクビクしながら育てているように感じます

 

私は言います

 

ママが幸せならそれはOK

 

できることは他にあります。

 

このお子さんのご両親にも

 

夜間に泣いたら抱っこしてもいいです

まずは・・・と

過ごしていただいた数日で寝くれるようになりました

 

 

 

昨晩 市議会議員の方が

支援者でも夜泣きの相談が多くて困っているという声を聞いたので

行政に働きかけをしますと連絡をいただきました。

 

助産師からも連絡があり、夜泣き相談が多く困っているとのことでした

 

支援者が赤ちゃんの眠りをしっかり理解すること

ご相談を丁寧に聞くシステムが大切だと思いますが・・

 

行政が取り組みが始まるまでに

目の前のお困りは赤ちゃんは成長します

 

しんどさを我慢しご家族は相談場所もなく

インスタなどの情報が間違っていたとしても

そこを信じるしかない状況です。

 

私の最終の目標は、Neruneに相談しなくても社会できちんとケアできるシステム

Neruneが閑古鳥が泣くくらいになればいいなあと思います

 

 

こう思ったのは

 

私は、大学病院のNICU看護職を離れ専業主婦になったとき

同病院の親の会を立ち上げ

そこで1ヶ月に何度かボランティアで

入院中のママのお話を聞いていました。

 

10年くらい続けましたが

その後NICUにリエゾンや心理が入るようになりました。

 

ママの心のケアが必要だということが小さな取り組みでしたが

伝わった結果だと思っています

 

Neruneの取り組みは多くは注目されない

小さな取り組みですが

 

この取り組みが社会の流れを

支援者の意識の変化が少しずつ動いていることを感じています