image

ママと赤ちゃんの笑顔のために・・

ご家族の笑顔のために・・

 

 

今日いただきましたママからのお声を皆様にお届けしたいと思います

 

 

生後 3ヶ月頃から寝ぐずりが始まり、夜泣きも頻回となりました。

 

自分も夫も睡眠が取れず、また毎回何時間も強く泣かれるので昼も夜もかしつけが

 

恐怖でしかありませんでした。

 

心身が休まらず私が産後うつになってしまい、

 

地域の保健所や支援センター等の援助も受けましたが、

 

赤ちゃんの睡眠に関して具体的なアドバイスをくださる方はいませんでした。

 

そのうち良くなるとか、今はそういう時期だからねとか、

 

一時預かりの場所を紹介され子供を預けて休めばいいよ

 

などの案内はありました。

 

しかし、それらは今思えば励ましの言葉だったのでしょうが、

 

私にとっては呪いのようで、赤ちゃんは寝ないのが当たり前なのに

 

それに対応できない自分を責められているように感じ、

 

自分がとても情けないと思いながら2ヶ月間ずっと我慢していました。


ある日支援センターで他のお母さんたちと話した時に眠りの話題になり、

 

同じ月例の赤ちゃんが夜通し寝るだとか、

 

夜泣きに困っているとしても一晩に2, 3回だという話を聞き、

 

うちの子は一晩に5 回以上起きていたので、

 

そこで初めて自分が情けないのではなくて

 

特に睡眠トラブルを抱えている状態なのではないかと気づきました。

 

また、睡眠アドバイザーの存在を教えてくださった方がいて、

 

インターネットで検索していく中でこちらの教室を知りました。


先生は大変丁寧にこちらの状況、

 

また私たち親の気持ちをヒアリングしてくださり、

 

それだけでもとても心が軽くなりました。

 

また、初めは睡眠の相談について夫は消極的でしたが、

 

先生が豊富な知識をもとに情報を取捨選択し分かりやすく伝えてくださること、

 

そしてこれまでのたくさんの経験を踏まえて私たちの家庭にあったアドバイスを

 

その都度くださることで、私自身も夫も納得して睡眠の環境を整えることや

 

行動療法に取り組むことができました。

 

2週間の間、小さな質問にも大変丁寧に答えてくださり、またいつでも暖かく優しい言葉をかけてくださり大変心強かったです。


2週間を終えて気づいたこととして、

 

私が最も辛かったのは、子供が寝ないことによる睡眠不足だけでなく、

 

それを改善したいという気持ちが周りの人に

 

理解されないことだったと気づきました。


ちょうど本日保健所の方々が訪問に来てくださり

 

育児の悩みや産後うつの状態を尋ねられ、

 

こちらの教室を通して睡眠が改善し今は良好な状況であると伝えると、

 

「私たちも自分の子供を育てる時にネントレについては調べたけれど、

 

なかなか実行に移そうとまでは思わなかったんだよね。よくやる気になったね。」

 

などと言われ、プロとして育児の相談を受けてくださっている方々でも

 

睡眠についてはその程度の認識なのだなと感じました。

 

本当は私自身の健康状態の改善のためにも子供のためにも

 

睡眠の問題は重要だったはずなのに、

 

それを置き去りにしたまま2ヶ月以上過ごしてきたことが悔やまれます。

 

もっと早くこちらの教室に出会えていれば、

 

私も家族もこんなに苦しまなかったのではないかと思ってしまいます。


改めてこちらの教室がオンラインで全国からの相談を

 

受け付けてくださっていること、

 

そして常に保護者の気持ちに寄り添ってくださることがどれだけ貴重なことか、

 

心の支えになるかを実感しました。


今では私も夫も十分に休息が取れるようになり、

 

寝かしつけで長時間抱っこすることもなく、

 

また夜中も頻回の泣き声に怯えながら浅い眠りを繰り返すこともなく、

 

家族みんな笑顔で暮らせるようになりました。

 

夫婦で穏やかに過ごす時間も増え、こんな日が来るなんて夢みたいです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなにたくさんの想いを聞かせてくださって本当にありがとうございます。

赤ちゃんの眠りを育むためにできることが妊娠中や早い段階で学べ

行政で丁寧な睡眠衛生指導ができる社会になるようあらためて頑張らなければと

思っています。

 

これからも応援しています!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ママの心の声が、社会の育児支援をしている皆様の心に届いてほしいと思います。

寝かしつけの変更が必要な場合もありますが、私が最も大切にいるのは、ご家族が安心して眠るためにが何をすればいいか、ご家庭で求めているものは何かに寄り添うことだと考えています。

赤ちゃんが安心して眠るために何をしてあげたらいいか。

 

 

保健師の言葉の「・・・よくネントレをする気になったね」

 

目の前にいるママにこの言葉を放った保健師は、もう一度支援者として

自己を振り返ることが大切ではないかと同業者として本当に残念に思います。

 

睡眠も摂れず辛そうにしていた母親が、睡眠確保ができ心も体も楽になり嬉しそうに伝えている気持ちに寄り添っていればこの言葉は出なかったと思います。気持ちを受け止めてあげてほしかったです。

 

朝まで眠ることを求めたわけでもなく、赤ちゃんが一人で寝ていくことを求め、楽になったと言っているわけではないのです。頻回起きだった赤ちゃんが4、5時間まとめて寝てくれたこと、深夜に起きても寝かせやすくなったことで、精神的に楽になり生活がうまく回るようになり家族が元気になったことを一緒に喜んでほしかったのだと思います。

 

 

私たちが考えるネントレは一人寝をさせるためのものではなく、赤ちゃんの眠りを育てるためのものですが、社会で日本では、ネントレ=セルフねんね=放置して寝る力を育てる違った解釈が先行しているので、保健師もこのような表現になったのかもしれませんが・・もっとしっかり学んでほしいと思います。

 

ご相談に来られるママの中には、「放置したら眠ると聞いたから、泣いても1人で泣かせっぱなしにしていて眠るようになったが、数ヶ月後夜にすごく泣くようになったとどうしたら良いですか?」と相談を受けることも多いです。どうか赤ちゃんが泣いているのに長い時間放置なんかしないでください。赤ちゃんは安心して眠れていますか?

 

赤ちゃんの心と体の発達にあったやり方で丁寧に眠りを育むことが大切です。

 

 

赤ちゃんの眠りを学びたいと思える支援者が増えるといいなあと感じた今日のアンケートでした・・・