わたしは18年という短い人生の中で、いちばん夢中になって時間を費やしたものって、アイドルだと思っている。


小学生の頃からももクロやAKB、ジャニーズ、そして今はKPOP、とにかくアイドルが好きだ。


 そして、わたしの好きな人の中に宮脇咲良ちゃんという人がいる。


 韓国のオーディション番組から咲良ちゃんを知り、IZONEというグループを好きになった。


 ちょっとここで、アイズワンを少し説明したいと思う。


 アイズワンは期間限定のグループで、(しかも2年半という短さ)だから他の期限が無いグループと比べて、ファンもメンバーも1日1日を大切にしているとすごく感じる。


 そんな中で、カムバック(日本で言うCDリリース)直前にアイズワンは突然の活動休止になって、3ヶ月ぐらい、空白期間があった。


 その間、咲良ちゃんのラジオも休止(正しくは咲良ちゃんが出れない分48グループのみなさんが繋いでいてくれた)していて、昨日やっと復帰した。


 そのラジオで、咲良ちゃんが、


 「私はアイドルは幸せや笑顔を届ける職業だと思っていて、だけどこの3ヶ月それができなくて、ファンの皆さんがファンでいることが辛く無いかなとか、すごく心配で、だけど待っていてくれてすごく感謝しています」(ニュアンス)


 というようなことを言っていた。


 活動ができなくて、カムバック準備が無駄になってしまうかもしれない不安や(韓国のアイドル達はカムバック準備に何ヶ月もかけていて、話を聞くとすごく大変だったんだなって感じる)、周りの大人達の緊張感とか、辛いのはアイドルである自分たちのはずなのに、いちばんにファンを心配してくれて、感謝してくれている。


 すごく衝撃的だった。


 私たちは、アイドルのことを可愛いから、かっこいいから好き、歌が上手いから、ダンスが上手いから、とにかく理由はともあれ簡単な理由で好きになることも多いと思う。


 そして、それは言い換えればすごく気まぐれだということでもある。 


 だけど、アイドル達はこんな私たちをすごく大事にしてくれて、感謝してくれて、自分が活動できるのはファンのおかげだと言ってくれる。


 普通はわたしみたいに深く考えずにアイドルを追っていると思うし、これが当たり前のことなのかもしれない。


 けれど、改めて考えてみると、感謝しなければいけないのは私たちの方なんじゃないかなとすごく思う。


 もちろん今までアイドルたちに感謝の気持ちはなかったわけではないし、むしろオタクは全員感じていると思う。


 でも、その感謝は例えば面白くて可愛くて、見てると楽しいから、とか生きがいだから、とかそういうなにか明らかな理由があるもので、こんなふうに形がないような、じんわりとくるものではなかった。


 こんなに気まぐれで、時に憶測だけで厳しい意見を言ったりする人だって少なくないのに、ファンを愛してくれている。


 感謝すべきは私たちの方だ。


 本当に、本当にありがとう


 アイドルという道を選んでくれて、ファンである私たちを愛してくれてありがとう。



 バカみたいなことを言うけれど、わたしの人生はアイドルでできていると言っても過言では無いと思う。


 大袈裟でもなんでもなく、人生がすごく充実している理由も、大親友に出会えた理由も、拒食症になって自殺しようとしていた時に生きたいと思えた理由も、全部全部アイドルのおかげだ。


 彼女たち、彼らたちが私たちに見せてくれている姿が素でないかもしれないし、もしかしたら本当の性格とは全く異なるのかもしれない。


 だけど、ファンを大切に、大事に思ってくれていることはすごくすごく伝わってくるし、その思いは、時に涙がでてきてしまうほどあまりにも綺麗だなと思う。


 だから、咲良ちゃんに限らず、わたしが今まで好きになってきた人たちが、見た目だけじゃなくて、人間としてみんな素敵な人だということは間違いないのだと思う。


 これはいい人ぶってるとかそういうわけじゃなくて、本当に本心から、本当に絶対に幸せになってほしいなと思う。


 そして、(特に異性のアイドルに対して)、彼女になりたいからとか、お近づきになりたいから、といった理由で電話番号を流出させたり、プライベートを探ったりするのは人としてダメだから、とかそういうこと以前に、アイドルに対してとても失礼な行為だとすごく感じる。


 こういう行為は、ファンとしての好きが昂じたわけでもなんでもなく、ただのエゴである。


 こうやって考えた上でも、わたしがアイドル達に出来ることは、いままでと変わらない。


 CDを買ったり、直接会いに行ったり。


 だけど、これからはもっと、アイドル達に感謝を伝えたい。


 そんなことを考えながら、アイドル達に貢献できたらいいなとすごく思う。