第6回 全国PH大会 | ぼちぼち日記~フローランといっしょ~

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2008年4月からフローラン治療をしている「なみかぜ」の日記です。体調第一でぼちぼち更新です。


10月7日(日)
慶応大学病院にて開催された
『第6回 全国PH大会』に行ってきました。
(主催:NPO法人PAHの会)

今回、後援が
「厚生労働省研究班
 患者会を中心とした肺高血圧症の前向き症例登録研究の開発と予後調査」(ながっ!)
となっていましたが、例年と特に変わりはなかったです。
出席者数も患者、医療関係者、協賛会社あわせて
例年と同じくらいの200~250名くらいでしょうか。

この記事では全6講演を聞いた中での
私の心に残った事柄を取り出して書いていきます。
短く、箇条書きのようになりますので
細かいニュアンスなど上手く伝わらない部分もあるかと思いますが
がんばって書いてみますね!

①基調講演 (国枝武義先生)
 ・有効肺血管床が1/3まで減少して初めて肺血圧が上がり始める。
  (病気の初期は自覚症状が無い)
 ・フローラン:出来るだけ早期に維持量までもっていくことが重要。

②肺高血圧症に対する肺移植(京都大:伊達洋至先生)
 ・脳死両肺移植が世界的標準。
 ・肺移植をすれば肺高血圧症は治ります。
  →リスクもある
   手術自体に10~20%のリスク
   免疫抑制剤を一生内服
 ・肺移植は必要なの?
  IPAHの一部の患者さんで必要
  適応基準があるので、専門医と相談して時期を決める。
 ・2010年に移植法が改正されて脳死移植増加。
 ・現在190名が登録…平均830日待って移植。

③進歩した肺高血圧症治療にどのように向き合うか(杏林大:佐藤徹先生)
 ・フローランは治療目標まで速やかに増量する。
 ・この10年でフローランの増量法がだんだんと確立してきた。
 ・何を治療目標とするか?
  →肺動脈圧を下げる。
 ・この病気は、最も治療の変化が激しい分野である。
 ・患者さんも積極的に情報を集めて欲しい。

④IPAH 最新の治療法とケア(慶応大:田村雄一先生)
 ・平均肺動脈圧45を切るように、   
  25~30を目指している。
 ・しっかりと圧を下げて、薬のコンビネーション治療。
 ・フローランをやって、動けるように
  必要な患者さんには時期を遅らせる事無く勧めていく。
 ・新しい薬の情報 
  常温安定のフローラン 
   アイスパックいらない
   高温の車中などでは注意が必要
   慶応で現在5名の方が使用中
  マシテンタン
   今月末、長期試験の結果が出る予定
  リオシグアト
   一番早く使用できる可能性がある
  アイロプロスト
   吸入タイプのプロスタグランジン(フローラン系統の薬)
   1日に6~9回の吸入が必要
  グリベック

 ・テープかぶれ対応の資材
  「やさしくはがせるシリコンテープ」
  「バイオパッチ」→刺入部に貼る
 ・運動療法 
  wii fitを活用して心臓リハビリをしている。

⑤肺高血圧治療におけるイマチニブの可能性(東大:波多野将先生)
 ・イマチニブ = グリベック 
  元々は白血病の治療薬
 ・肺高血圧症は肺の血管が攣縮、血管壁が厚くなっている状態。
 ・細胞が増え続け、血管が厚くなっている。
  →その増殖因子をたたく役割の薬。
 ・日本では4月に承認申請しているので
  使える日も遠くない。
 ・フローランや、今までの内服薬を
  再大容量使ってもNYHAⅢ度の患者さんが適応。
 

このほか、
ブログでお付き合いのある方にお会いできたり、
セコム担当者さんや薬剤師さん、
酸素業者さんともお話でき
普段できないお礼をたくさん言ってきました。