著書名 希望の糸
著者名 東野圭吾
発行所 株式会社講談社
定価 ¥1700(税別)
加賀恭一郎シリーズ第11弾です。
物語は2004年10月23日中越地震から始まる。
それから15年後、某所で殺人事件が発生する。
何故小説の中の事件は、こんなにも、こんなにも切ないのだろう。
実際に起こった事件は自分の欲望の為だけに人を貶めたり、傷付けたりしている。
天津が末に年端も行かない娘を手にかけたりする…嘆かわしいばかりだ。
物語でなければ人は人の為に生きられないのか?そんな事は無いと信じたい。
世の中、皆が皆、様々な事と格闘しながら生きている。
だからこそ、人は人を思いやって生きなければ、この世の中は破綻してしまう。
話しは元に戻るが、家族とは親子とは、様々な事が複雑に絡まり、人が人を愛し、傷付ける心算の欠片もないのに、人は擦れ違い傷付けあっていく。
せめて残された者は幸せになって欲しい。
これは実際の世界でも、創作の世界でも同じで遇って欲しい。
好い人ぶる気はないけれど、救いのない話しよりも先に光がある方が好きです。
