著書名 祈りの幕が下りる時
著者名 東野圭吾
発行所 株式会社講談社
定価 \1700(税別)
ご存じ「新参者」シリーズでございます。
実は小説を読む前に2018年公開の映画を観て「新参者シリーズは完結した」と勝手に思い違いをして「慌てて読まなくとも次回作に追われる事は無いだろう」と山になっている他の本を先に読んでいたのです。
ある日アピタで買い物途中に書店を覗いたら「希望の糸」が平積みになっているではないですか!
しかも、帯には「謎に挑むのは、加賀とあの男」と書かれている。
慌てて家に帰ると未読の本の山から取り出して読みだしたのでした。
新参者が何故新参者となったのかの答えが此処に在る。
我々読者が知らなかっただけではなく加賀恭一郎も知らない加賀家の秘密?が紐解かれていく。
映画を観てから小説を読んだからか、映画の場面が所々浮かぶ。
一番鮮明に浮かんだのは加賀が「いい年して、強烈マザコンだ!」と言う場面(笑)
映画も地上波で放映されるなどしているので今更ネタバレも無いのですが、敢えて触れずにおく。
ただ全てが親子の絆をテーマとした作品である事、胸が締め付けられる思いが何時までも続く。
コレを罪と言って良いのか?「幸」て字の如く一つ崩れたら形にならない。
作者は、どの辺りからこのシリーズの構成を考えていたのだろうか?
最初に私が思った様に「新参者」シリーズはこの作品で終わりです。
しかし加賀恭一郎シリーズはまだ続く様です。
