私が自転車に乗り始めた切欠は「禁煙」です。
中坊の頃から悪戯で吸っていましたが、昭和の最後位から世間では「煙草=悪」というイメージが強くなり、喫煙するにも不便になり始め、政府が「最終的には煙草一箱1000円まで値上げする」様な事を言ったか?言わなかったか?そんな2006年の夏。
当時は青い箱のPALL MALL LIGHT(250円)を吸っていましたが段々と煙草を吸う場所は無くなるは、周囲の子供と遊ぶ事が多くなっていて喫煙自体が「危ないな」と思い始めていた。
そこで、煙草の値段が上がる直前にヘソクリの3万円分の煙草を購入して「コレを吸い終わったらタバコを止める」と周囲に宣言した。
独身の頃に吸っていたJohn Player Special mildが絶版になった時には5万円分まとめ買いした事があるが棚の上に煙草の山が出来た。
その時は押し入れの中に煙草の山が出来た。
で、その山が無くなり現在に至るのだが、煙草を止めた際に一番気を付けたのが「喫煙者の近くに寄らない」事であった。
脇で吸われれば吸いたくなるし、勧めて来る輩も当然いる。
その頃は幸いにも仕事で一日中県内を飛び周っていたので一人でいられた。
その手の誘惑から自分を隔離する為には、当時毎日の様に通っていたパチンコも辞めざる終えなかったのだ。
パチンコを止めた事で当然、時間が余る。
本を読むなりして余暇を過ごすのも良いのですが、禁煙し始めは何かと落ち着かない。
煙草を吸いながらギャンブルしている人間に余計な金などある訳も無く「金をかけずに何かする事は無いか?」と考えていると会社の他部署で放置自転車の処分を行っており、実に程度の良い自転車が一台混ざっていたので、それを貰い受けた事が始まりだった。
ともかく走ってみようと只管ペダルを回した。
風を切って走っていると煙草を吸いたいと思わないから不思議だ。
身体を動かすのは昔から嫌いではないのでズブズブと泥沼の様に深みに嵌って行く事となる。
こうして現在に至っている。