少年と犬
読みました。(馳 星周 作)
悩み苦しむ人間たちに優しく寄り添い、癒してくれる一匹の犬
5話になっていますが登場する犬は、いつも同じ犬で彼も人間にわからない何かを求めてる
ような、でも力強く生きていく。犬好きにはとっても愛ある話です。
読んで色々感じましたが細かいことは話せませんが、登場するワンちゃんは東日本震災の犠牲になり、
その地から色々悩む人間たちに関わり、癒し、癒され熊本までやってくる。この地が彼にとって安心する
場所のようです。・・・・・・彼の名前は多聞と言います。(飼い主さんがチップを埋め込んでいたのです。)
壮大な距離を縁あって暖かい人達に守られながら移動していった、彼の生命力と精神的な強さを
十分感じました。多聞よあっぱれでしたね・・・・・・・