はだしの元を読みました。
7巻あります。
今年で戦後70年夏にはアメリカ大統領オバマさんも広島を訪問され、盛大な慰霊祭が行われました。我が家でも秋には娘と孫が広島を訪れ原爆の慰霊塔を参拝しました。
そんな折りマンガ7冊が我が家にありました。孫が読んだそうです。
せっかくなので私も読むことにしました。広島の原爆投下は何回か硬い文章で目にしたことありますが、これは重い題材ですが読みやすかったです。
戦争で焼け野原になり、その時代の人々のなみなみならぬ努力で復興していくものですが、原爆の被害は想像を絶するいたでを与え人間の生死を目の当たりに残し、再起すらままならぬ絶望感
を苦しめています。
主人公の元は6歳で被爆して家族も亡くし踏ん張って、踏ん張って、これでもか、これでもか 若い精一杯の力で生きて行く迫力は、すごいです。
そして16年の恐るべし葛藤と若さで上京して念願だった漫画家になり、希望を取り戻して
行く。マンガの作家中沢啓治さんあっぱれです。2012年73歳で肺がんのため亡くなられています