英語の音のシステム。 | MAXiMiZE your potential:英語力と人生力を高める

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米国カリフォルニアより、グローバル社会で活躍するために身につけておくべき英語の情報をお届けします。

英語の音のシステム。


英語の発音を向上させようと思った時に
自分で出来る基本学習法として
英語の音のシステムを理解する、ということがあげられます。


英語に限ったことではないのですが
言語の音というのは
単音レベル→音節レベル→フレーズや文節レベル→会話レベル
というように分けられます。


ただ、発話者がこういう区分けで言語を体験するのではないため

第一言語と第二言語の係わり合いで生まれる
学習者の苦手な音の発音改善に取り組む場合を除き、

小さい単位(単音レベル)から理解していくのではなく
大きい単位(会話レベル)から理解していくのが良い、と
(一般的には)言われています。


「第一言語と第二言語の係わり合いで生まれる学習者の苦手な音」
というのは、例えば母国語が日本語の英語学習者にとっての
英語のthの音だったりRの音のことですね。


ですので、ここではサラッとですが
大きい単位からの英語の音システムを紹介させて頂いて、

またどういうことに注意して
例えば自分で行う音読だとかに応用させていけば良いのかを
お話させて頂きますね。



*文節を考える


「息継ぎの場所」と考えると分かりやすいかもしれません。
日本語と同様に個人差はありますが、会話内容や文章内容により
息継ぎの場所で意味が変わってくる場合があります。


文の内容だけでなく
発話者の話す速度によって文節が変わったりしますし
(早口な人は文節の区切りが少ないと言われています)

逆に、政治家など公共の場でスピーチをする人は
文節を多く区切る傾向にあります。

また、イライラしている親なんかも子供相手に
Do / this / right / now!
と全ての単語を文節として区切り、強調しながら話したり。


*目立つ場所を考える

文節の中でも、特に強調されている音節があるものです。

同じ文章でも、どの部分が強調されているかで
意味が変わってきたりします。

強調の仕方というのは、声のボリュームをあげるだけでなく
音節を長めに発音したり、という方法でも行えます。


*イントネーションを考える

イントネーションというのはメロディーやピッチの動きのことです。

方言などによってイントネーションが異なるのですが
基本的な規則は、方言などに左右されません。

例えば、基本的に疑問文は語尾が尻上がりのイントネーションです。
でも、疑問文でも語尾のイントネーションをあげない場合もあります。

イントネーションは、話し手の感情など
言及されないメッセージを伝えると言われていますが、
「この時は必ずこういうイントネーションだ」と
決め付けてしまうことは出来ない、と言われています。

洋画や海外ドラマで
イントネーションがどのように使われているのか
少し気にするようにしてみてください。


*リズムを考える

英語のリズムは「stress-timed」と呼ばれるものです。
これは、ストレスが規則的な感覚で付けられるということです。

音楽の「表拍」と「裏拍」のイメージですね。

基本的に、内容を持つ単語(名詞や動詞など)が表拍で
補助的な単語(冠詞や代名詞、前置詞など)が裏拍となります。


*弱くすることを考える

イントネーションやリズムを考えた際、
強調する音節や単語があるというお話をしましたが
逆に弱くする音節や単語もあります。

そういったものが Reduced Speech と呼ばれます。

弱くするには、単語発音を短くする方法と
母音を発音する時に必要以上に口の筋肉をリラックスさせ
力を抜かせる方法があります。
(母音の音自体が変わります)

また、強調している音節や単語のおまけとして
サッと手早く発音してしまう方法も。


*前後の音のくっつき方を考える

有名なお話ですが、米英語では特に
前後の音がくっついて発音されることが非常に多いです。

例えば She changed it. という文章でしたら
changed-it ではなく change-dit と発音されます。
その方が発音しやすいんですね。


*子音を考える

子音を考える際、発音記号を理解する必要があるかを考慮します。

ある程度の英語力を持ちたいのであれば、
私個人の意見としては
発音記号をなんとなくでも理解できたほうが良いと思います。

全てを理解出来なくても
手元に発音記号をチェック出来る情報源を置いておくのは
お薦めします。


また、子音というと
th だったり th の、R だったら R の発音が孤立した状態で
練習されることが多いのですが、

その音だけを発音することが出来ても
実際に会話速度で話している時に
その発音がきちんとなされていないと意味がありません。


また、私達日本人が特に気をつけたいのが
英語の子音の重なりを発音する時の母音の扱い方です。

日本語では「ん」以外の子音は
子音+母音という形を取り、例えば k+a となるわけですが
英語での strength という単語の g(発音ではk)の部分は
あくまでも k であり、k+u ではないのです。

日本語では テキスト(te-ki-su-to)であっても
英語では te-k-s-t なのです。

(厳密には の発音の母音は e ではありませんが
 アメブロは発音記号用特殊記号に対応していないようですので
 e で代替しております。)


*母音を考える

恐らく、私達日本人にとって
子音の発音よりも難しいのが母音の発音です。

日本語には母音が5個しかないのですが
英語には母音が14個(数え方によっては15個)もあります。

また、日本語の母音は pure vowel と呼ばれるもので
いかなる文章内でもその音が変わることはないのですが、
英語には二重母音というものがあります。

例えば Iai という発音ですが
これは日本語的に考えると「あい」なのですが
英語的には、そこまではっきりと「い」の発音に移行せず
もっとなめらかに調音器官を動かす感じです。

英語ネイティブにとっては
聴覚的に「二重母音は一つの母音として認識される」と考えると
日本語的「あい」との違いが分かりやすいかもしれません。


英語の母音の難しさは、
その発音がスペルからは分からないという点もあります。

また、弱くされた音節内の母音は
その性質さえも変わってしまうことがあるのです。

幸い、そこまで一つ一つの母音発音に神経質にならなくとも
伝わる意味の方が大きいです。

逆に、一見英語がどんなに流暢に話せている人でも
単語レベルの発音はあまり良くない、というのもよくある話です。


*単語内ストレスを考える

英単語には、単語内でも強調する箇所というものが存在します。
長い単語になると、それがいくつも存在することがあるのですが
その中でも「ここが1番強調される」という箇所があります。

日本語では、単語内にはそれほどストレスを置かず
どちらかというと平坦な道を運転している感じですが

英語では、でこぼこ道をガタガタと運転しているかのように
動きを感じさせるものがあります。


その中でも、いくつか基本パターンがあります。

1)ストレスは Root に置かれることが極端に多く、
Prefix に置かれることは極端に少ない。
 例)beLIEVE, preDICT

2)複合名詞(2つの名詞を組み合わせて作られた名詞)では
1つ目の名詞にストレスが置かれることが多い。
 例)AIRplane, BUS stop

3)Suffixは
 A)ストレスの影響を全く受けない場合もあり、
   例)BEAUty → BEAUtiful

 B)1番強いストレスを持つ場合もあり、
   例)trusTEE, enginEER
   (フランス語出身の単語が多いです)

 C)ストレスの位置を移動させる原因となる。
   例)SEquence → seQUENtial

(Prefix や Root、Suffix に関する説明はこちらをご覧ください)




前半部分はこちらの動画でもご紹介しています。

具体例もありますので、良かったらご覧くださいね。







今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子