今日、ていうかさっき観てきましたので感想を。
あれですね?
はじめ公式で上映劇場一覧見たときには、
渋谷や新宿や池袋など都市圏でしか上映されないように
書いてあったと思ったんですが、
改めてチェックしてみると府中でやってることが判明しましたので
普通に府中のワーナーマイカルで観ました。
結構時間ギリギリに入ったので、
いっぱいだったら座れないかなという一抹の不安はありましたが
なんとか通路側に座ることが出来ました。
が、客が埋まってんのは真ん中と後ろのゾーンだけで
前は意外にもガラ空きでしたね。
でも興行収益蜘蛛男を抑えてのランキング2位だということで。
えー。あの~、作品が封切られる前にですね、
メディア各社がこぞってこの映画の内容であるとか
どんな趣旨の作品であるのかを話題にし、
また我々はその謎のベールに包まれた内容を
予想すんのに必死だったじゃないすか。
色んなことを言ってましたよね。
俺は全くの前情報無しで鑑賞に臨みたかったので
あえて深く作品に対しての話題には触れることはしなかったんですが。
で、ある人がね。まぁその人は松本のファンなんでしょうけど
こんなことを言ってたんです。
「松ちゃんが本気で作ると、ヴィジュアルバムみたいな感じになって
一般の客は理解が出来ないんじゃないか。」
・・・実は、俺も同じことを思ってたんです。
せっかくの第1回監督作品だし、
ましてや吉本が10億という大金を積んでくれた初の映画で
自分の中での”笑い”というものに対して手を抜くとは到底考えにくい。
(手を抜くというか、客に合わせて笑いのレベルを下げること)
そこは勿論、100%の力を出して作品を完成させるであろう。
だが、果たしてどうだろうか?
松本本人も常日頃から言っていて、これまでにもずっと言い続けてきたことだが、
松本の作るMAXの笑いが一般人にどこまで伝わるのか?
ヴィジュアルバムはDVDだ。
松本の笑いを理解できる所謂ファンしかまぁ観ようとする人はいないだろう。
じゃあ、ヴィジュアルバムのなかのコントの笑いのレベルで
まんま映画の作品として全国に向けて上映したらどうなる?
それは間違いなく失敗に終わるだろう。
こんなことを俺は観る前にずっと考えていた。
で、今日それを確認しました。
結果を言うと、この映画を、
松本は、
本気で作ってます。
ん~~~。。。
これは~、、松本の笑いが好きな人、
ツボな人、かつ理解できる人じゃないと絶対伝わらないと思う。
うん。間違いなく。
少なくとも、例えばオリエンタルラジオで笑うような女の子が観たとしたら
2時間ずっと退屈だと思う。
いや、それどころか引く・・・かな。嫌悪感すら抱きかねんな。
そりゃそうなんですよね。そりゃどうしたってそうなるんですよ。
松本が本気出して映画撮って世の中の人全部が理解できて
爆笑できるわけないから。
ただ、裏を返せばこの作品は
松本の笑いというものが濃縮還元されたような
松本の笑いそのものだということです。
内容に関しては・・・。
監督本人が公開前にあれだけ「いや~、観てもらわないと」
って言っていたのはあながち嘘じゃないですw
ほんまにどう説明したらいいかわかりません。
わかりませんし、まだ観てない人にバラしたくないとも思うし。
ただ、ジャンルがわかんないすよね~・・・ほんとにw
完全に”その他”でしょ。
松本人志の世界としか言いようがないと思いますよ。
まぁ深読みしないとわけわからん場面も多々ありますしね。
まぁ基本的には「アホやなこいつw」って作品なんですけど、
暗に表現してるメッセージは劇中にしっかり組み込まれてたりもしますからね。
勿論、今までに誰もやってなかったような斬新な部分もあるしね。
やったもん勝ちですからね、発想で
あ~やっぱ松ちゃんすごいなてとこはありましたよね。
あとまぁまぁ、板尾んとこはみんな結構笑ってましたね。
いや、あれは笑うだろw
でもわかりやすいからねあれは。しかしその後の原西恐ろしいくらい気持ち悪かったな~。
でも松本が今まで色んなとこで言ってきたこと
全て映像に具現化しててやりたいようにやれてるなと感じたね。
例をあげるなら全編にわたって繰り広げられるCGの特撮。
「いままでCGにビックリさせられたことや、すごいなと思わされたことはあっても
CGで笑ってしまったことは一度もないでしょ。」
って以前言ってたしね松本は。
今回のでそれを実行させたわけですね。
カトキチはヤバかったね!あれは~、俺だけだったもん吹き出したのw
www ・・・(ってえっ?!俺だけ?)みたいなねw
そんなんめっちゃあったよ!
周りの反応窺ってうそ~ん、ここおもろいで~!とか、
逆にここ、そんな笑うとこか?とかね。
まぁ~、カトキチとか~「是非!」とか~板尾のくだりは殆どの人笑ってたね。
でも、おっさん警備員(?)2人が座敷でインタビューされてるくだりとか
笑ってんの俺だけだった気がする。
大日本人のインタビューも結構おもろいとこあったで?!
てか返しの口調とかめっちゃツボはまってしまったとこあった!
ここでは具体的に書かないですけど。
あとさ、スーパージャスティスの登場シーン、
ゴレンジャイ思い浮かんでしまったの俺だけ?
名前がマジでおもろいし、あんなん松ちゃんでしょ~あのセンス。
ビーマイベイビーとステイウィズミーが特にツボったww
板尾のもあれほぼすきま男だからねw
あの辺はごっつを彷彿とさせるね~。
それにしてもラストのあの哀愁は松ちゃんだな~ほんまにw
物悲しい、日本人って結局こんなだよなっていう・・・。
まとめると、ていうか俺なんかにはまとめきられないですけど。
こんな映画w
完全に松本の世界だから普通の人が理解できるわけがないんですよ結局。
ましてやカンヌのフランス人なんかが受け入れられるわけがない。
日本人向けに作られたもんだし、
いやもっと言うと松本ファンにだけ向けられた作品とさえ思った。
もう大体、こんなね、メディアが煽って煽って、
大々的に宣伝して大規模にやるような作品じゃないのよ。
好きもんだけがこそっと観にいくような映画なのよ。
監督本人が何よりそれを望んでただろうし。
いや、知らんけど。
さっき興行収益2位って書いたけど、
話題性のみで大して好きでもないのに興味本位で観にいったやつのぶんも考えると
次あるとしたらこんなことにはならんと思うけどね~。
かといってじゃあお前はどうやねんと。
言われると決してひとつの映画として絶賛することはないです。俺はね。
それは松本の笑いを100%は理解出来てないてのもあるだろうし、
なんでしょうね~・・・とにかく色んなことから考えて満点はないです。
でも松本本人も言っているように、それだけに残る作品だと思うね。
まだ気付いてないだけであそこはそういうことだったんかて後で気付くことも出てくるだろし。
天才だからこそわかるやつてのは少数派だと思うし、
わからないやつには絶対わからないものだと思う。
なんだってそうじゃないすか。じゃあプレミアの作る音って万人向けか?
全てのヒップホップ好きが良いと思ってるわけないんですよ。
昨日、今日聴きはじめたやつが”Illmatic”理解できるか?できんでしょう。
日本人ならTBH、真吾って好きなやつはとことん好きだけど、
やっぱり同じくらい受け入れられない人が多いでしょう。
まさに賛否両論じゃないすか。
そういうことに近いと思うんですけどね。
まぁ松本の笑いってのは、その例えとは比にならんくらい
一般人と圧倒的な差があると思いますけど。
少なくとも、頭2つ分は離れてるよね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9点です。
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