カーテンを開けて
空を見ると
どんよりと曇っていた

広島出身の私にとって
山陰の冬は、毎年憂鬱だ
日照時間が少なく
天気が悪い

晴れ間は貴重なのだ


テディの手術が無事に終わった

幸い他への転移は見られなかったが
脾臓を摘出した

ガラス越しに
輸血と点滴に繋がれたテディを見つめて「よく頑張ったね」と
心の中で呟いた

これから先の見通しは
決して明るいものではない
既に転移している可能性もあるし
また再発するかもしれない

でもそれは
誰にも分からないのだ

その時は
受け入れるしかない


永遠の命などないのだから



夕方、久しぶりにベランダから夕日が見れた目
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