それは
あまりにも突然だった
年末から体調を崩していたテディ
食欲も無く
元気もなかった
病院へ連れて行き
診てもらった
その時は
以前腰を痛めた時と
症状が似ていた為
前回と同じ薬を貰い
家へと帰った
薬を一週間飲み
症状は改善していった
ところが
5日前の夜中
嘔吐と下痢を繰り返し
また元気が無くなってしまった
「何だか様子が変だ」
私は
不安になり診察を受けた
体重が7.5kgあったのが
6.5kgに減っていた
「全身検査をしましょう」
先生にそう言われて
テディを預け
夕方迎えに行った
まずレントゲンを見せられて
私は言葉を失った
写っていたのは
お腹に丸く大きな影
癌だった
「まさか...」
想像もしていなかった
あまりにも唐突で
突然の出来事に
体が震えて止まらなかった
「かなり悪いですね」
「月単位で考えないと」
「更に詳しい検査が必要です」
先生の言葉も
とても現実の事とは思えなかった

