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ドリームハウス南蘭得 - 秩父とダムと鉄道と。

守備範囲→→秩父、土木施設(ダム)、鉄道(模型)。
鉄道模型は主に、JR北海道、副都心線系統、横浜市営…。
また、1~2か月に1回程度「秩父紀行」を投稿します(予定)。

この日は久々に浦山ダムへ。

 

以前にも紹介しましたが、浦山ダムは堤体内 (の一部) が一般公開されていて中に入ることができます。

 

実は先日、非公開のダム (ここではありませんが、どこかのロックフィルダムです) の内部に入らせていただく機会があったのですが、非常に暗くて狭くて足場も悪かったです。

一般公開されている通路は安全に通れるようにこのように開放的に整備されているのですが、実際にダムの管理を行う方々が使う通路は必ずしもそうではないということを知りました。

 

堤体内の気温はなんと16度。

30度を超えるクソ暑い屋外から入ってくると、涼しいというより冷蔵庫のような寒さです。

湿度は限界を超えているのでしょうか。

 

さて、最近ダムに興味を持って勉強しているので、少しだけダムについて語ります。

 

エレベーターで堤頂に上がると、このように機械室がいくつか並んでいます。

一見すべて同じに見えますが、1つひとつ役割が異なっています。

 

左の手前が選択取水塔で、右の手前が利水放流用のゲート室、左奥が常用洪水吐のゲート室、右奥がエレベーターです。

 

選択取水塔はダム湖の任意の深さから水を取ることができる施設で、例えばある水深で水が濁っていた時に、下流の水質を守るために綺麗な水深のところから水をとって流したりする時に使います。

 

また、ダムは必要な放流量に応じて発電放流ゲート→利水放流ゲート→常用洪水吐→非常用洪水吐という順に段階的にゲートが使われていきます。利水放流、常用洪水吐のゲート室はその操作のためですね。堤体内に機械室があるダムもありますが、浦山ダムの常用洪水吐は高圧ローラーゲートという上下にスライドするようにして開閉する構造のようです。

非常用洪水吐の機械室が無いのは、浦山ダムは自然越流式といって、ゲートが設置されていなくて限界を超えると自然に越流する方式を採用しているからです。

 

話が長くなりました。

 

ダム湖のそばにあるレストランで昼食。

以前は定番のダムカレーを食べたので、日本でここにしかないというダムラーメン。

カニカマでちゃんとダムの形が再現されていますね。

 

以前、浦山ダムはデザインが独特だという話をした覚えがありますが、

このアーチ橋のようなデザイン、なんと「あの花」で有名な秩父橋がモデルのようです。

ダムのデザインにも秩父らしさが反映されているんですねぇ。今年一番の驚きかも。

 

【 浦山ダムのプロフィール 】 2021年5月現在

完成年: 1999年
形式: 重力式コンクリートダム

堤高 (高さ) : 156 m ★形式で2位
堤頂長 (幅) : 372 m
総貯水容量: 5800万 m³

管理者: 水資源機構

目的: 洪水調節 (F) / 河川維持 (N) / 上水道用水 (W) / 発電 (P)

アクセス:

■秩父鉄道「浦山口」駅 から徒歩15分 (下流側)

□西武観光バス「札所二十九番入口」バス停 (西武秩父駅発着) から徒歩15分 (下流側)

天端へは下流側からエレベーター 又は □秩父市営バス「浦山ダム」バス停からすぐ

※データ引用元: ダムカード

 

続いて、同じく浦山エリアにある鍾乳洞へと向かいました。

あまりにも暑すぎるので、先に鍾乳洞の横にあるカフェに入ることに。

 

カフェラテとかき氷

かき氷の味が何を選んだのかどうしても思い出せないのですが (←衰えの始まり?) 、確かマンゴーだった気がします。

でもカフェラテもかき氷もめっちゃ美味かったし、

暑かったので天国のような気分になれたことは今もハッキリと覚えています。

 

鍾乳洞は撮影禁止でしたが、

中はとても涼しいし、内部は狭くて複雑なので探検気分になれました。

 

今回の観光マップです。

皆さん (←誰?) も涼を求めて秩父・浦山エリアに出かけてみてはいかがでしょうか。 (突然の宣伝風)

 

ということで、今回は以上です。

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

※一応、おことわり
・訪問日: 2020/8/16

・国や地元/訪問先自治体からの緊急事態宣言/移動自粛要請が出されていない時期です。
・口に物を投入するとき以外はマスクを常時着用、手のアルコール消毒もこまめに行っています。

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

秩父紀行の他の記事は → → こちら

 

※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。

 

買ってからしばらく放置していたキハ283系ですが、ようやく整備に着手しました。

設定は2018年~2019年頃のスーパーおおぞら釧路行き。現行仕様ですが列車名からスーパーがとれる直前の頃のイメージです。

 

基本+増結+中古で買った単品の中間車の計11両が在籍していますが、時期的に11両編成は現実的ではないので8両編成にしています。

 

今回の加工メニューです。

まずは先頭車から。

・スカートの溝を透明シールで表現

・実車に合わせてライトを一部消灯

・ヘッドマークを自作

 

製品に付属するヘッドマークは光漏れが激しかったので、札幌駅で撮影した実車の写真から切り取って裏貼りし、

その上に透明プラ板を被せて作り直しました。

 

その他の加工部分を中間車で見ていきましょう。

・室内灯 : TORM白色

・床下機器の色差し : マッキー 銀、4アーティストマーカー 銀、ガンダムマーカー グレーを併用

・屋根 : ジャーマングレイ

・ドア周り、ドアコックのスミ入れ : 水性ペン

・窓周り : ガンダムマーカー 黒

・カプラーをフックレスの新型に交換+電連を取り付け (取付非対応のため接着剤で接着)

 

一番イメージが変わったのは屋根の塗装ですかね。元々は明るい色だったのでおもちゃっぽい感じがありましたが、暗めのグレーに塗ることで実車のような重圧感が出ました。

 

・座席:阪急マルーン (GM製マルーンB)

・枕カバー:ガンダムマーカー ニューホワイト

・床 : グレーに印刷した紙

・デッキ仕切り:自作したものを写真用紙に印刷

 

室内の表現は今まで通り。

室内灯は道路の白線用のテープを貼ることで蛍光灯の色味にしています。

 

6号車と8号車の先頭車は後ろ向きなので、座席も (一部座席を除いて) 進行方向に反転させました。

 

8号車は未更新の自由席仕様。

 

最後にグリーン車。

 

現行仕様ということで、窓のポリカーボネート板が黒色に更新された姿に変更。

初めは裏側の印刷を落として真っ黒に塗り替えて表現していたのですが、室内灯を入れると内壁が真っ黒なのが目立ってしまうので、シールを自作して窓の上から貼る方法に変えました。つまり実車と同じ構成ですので、見栄えも良くなったのではないでしょうか。

 

方向幕もちゃんとフルカラーに。

更新が始まった頃がモデルなので、8両編成のうち2両だけフルカラー、残りは未更新の3色LEDとしました。

 

編成内で更新車と未更新車が混在するのが気動車特急の面白いところですよね笑

 

少し古い製品なのでそのままでは微妙な部分もありましたが、手を加えたら結構カッコよくなりました。

 

ということで今回はこれで以上です。

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

■本記事で用いた主な製品

 

車両

 

 

 

塗料系

 

 

 

 

 

こんばんは。

レポート地獄を何とか乗り越えたので、今日はその記念に(?)横浜市営バスのフリーパスを買って大黒エリアを散策してきました。

 

元々は記事にするつもりは無かったのですが、写真を見返していたらベイブリッジの写真がなかなかカッコよかった(※個人の感想です)ので、紹介しようと思います。←土木学生の鏡ですね

 

ということで、市営バスを乗り継いでベイブリッジの真下にある公園へやってきました。

109系統 (横浜駅発着) の「スカイウォーク前」バス停だと目の前ですが、本数が非常に少ないので、今回は17系統 (鶴見駅発着) の「大黒ふ頭」から歩いてきました。

 

 

 

「斜張橋」と呼ばれる、ケーブルによって橋桁を補助的に支える構造が特徴で、横浜のシンボルともいえる存在のベイブリッジ。

おそらく1度は聞いたことがある名前ではないかと思いますし、横浜市民ならその姿かたちまで思い浮かぶ方も多いと思いますが、下から見たことがある人ってほとんど居ないのではないでしょうか。

 

こうして見ると、トラスのような構造がけっこう複雑に入り組んで支えられていることが分かります。

ベイブリッジは高速道路の下に後から一般道を増設した背景があるので、その分余計にゴツく見えるのかもしれませんね。

 

公園からはみなとみらいの景色も一望できます。真ん中あたりにあるのがランドマークタワーですね。

夜に訪れたら綺麗な夜景が見れそうです。

 

ここは海釣りスポットのようで、釣りをしている方も何名かいらっしゃいました。

釣りはいつか趣味にしてみたいなと思いつつ、なかなか手を出せずにいます。

 

橋を渡った先には大黒JCTがあるので、道路も複雑に入り組んでいます。大黒はいろんな土木技術がつまった場所でした。

今度は夜景バージョンの写真も撮りに行きたいです。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

※一応、おことわり

・訪問日は2020/8/7、国や神奈川県からの県外移動の規制が行われていない時期です。

・口に物を投入するとき以外はマスクを常時着用、手のアルコール消毒もこまめに行っています。