先日、30分で150円くらいの安いカラオケ店を見つけたので、友達との待ち合わせまでの空き時間に人生で2回目となるヒトカラをしに行ってみたのですが、一番歌いたかった有安杏果さんの曲が2曲しか入っていないし、強制的に頼まされるドリンクバーが400円も掛かるし色々最悪でした。だいたい1時間のヒトカラでドリンクバーを400円分も飲める余裕があるわけがありません。これなら次からは多少割高でも有名チェーン店に行くべきだと思ったし、サイゼのドリンクバーがどれほど有りがたい存在であるかを実感することが出来ました。
有安さんといえばついこの間結婚発表がありましたね。結婚を含めて彼女の正直な生き方は素敵だと思うし、たとえ批判を受けたとしてもいつでもどんな時でも応援してくれてる人への感謝の気持ちを忘れない姿勢とか、見習うべきところもたくさんあると思います。結婚報告のブログを見て、改めてこれからもずっと応援し続けたいと思えました。
それはさておき、本題に入ります。
先週の木曜日、天気が良かったので秩父の紅葉を見に行くことに。
本当は2コマくらい授業があったりしましたが、中間試験が終わった後だし、土日はバイトで12月末まで1日も休みが無いし、1日くらいは休みたいなってことで。もちろん、事前に友達に出席と板書の撮影を頼んで、後で送ってもらいちゃんと復習したのでセーフです。
今回はいつもの西武線ルートではなく、東武東上線と秩父鉄道を乗り継いで秩父に向かうことにします。今月いっぱいまで、東武東上線と秩父鉄道線が1日乗り降り自由の「プラチナルート乗車券」が発売されていて、往復利用だけでも通常の半額くらいで秩父に行くことが出来ます。
最初に乗るのは川越特急。座席指定列車「TJライナー」用の車両がそのまま使用されています。
「TJライナー」は有料なのに対し、この川越特急は乗車券のみで利用できるのでとってもお得な列車なのです。
寄居で東武東上線から秩父鉄道に乗り換え、最初にやってきたのは和銅黒谷駅。
ここの地名は「黒谷」なのですが、駅の近くに和同開珎が発掘された和銅遺跡があることから、駅名に「和銅」が冠されています。ホームには和同開珎のモニュメントが設置されています。
ちなみに、遺跡の方まで足を延ばすと2メートル 5メートル (訂正) くらいある巨大なモニュメントもあります。今回は時間の都合でパスしますが、いつか時間のある時に見に行ってみたいです。
※訂正
急いで書いたので打ち間違えましたが、2メートルではなく5メートルです。2メートルじゃたいしたこと無いですよね笑
遠回りルートなのでお昼の時間になってしまいました。駅前の蕎麦屋で昼食にします。
初めてきたお店だったので普通のもりそばを頼みましたが、十割そばとか色々種類があったので、機会があればまた食べに行きたいです。というか、間違いなく近いうちまた行きます笑
お腹を満たしたところで、和銅黒谷駅から10分ほど歩いたところにある撮影地へ。
紅葉が美しいです。
赤色のフレームに青色の機関車は映えますね。
田園都市線みたいな車両。
実際に、東急線で使われなくなった古い車両を秩父鉄道が購入して再利用した車両です。5月に長野電鉄の特急に乗った時にも、かつて成田エクスプレスや小田急ロマンスカーで使用されていた車両が第2の人生を送っていました。地方私鉄あるあるですね。
続いて浦山口駅へ移動。
浦山ダムの紅葉を見に行こうかと思っていましたが、ダムの下側へ向かう道路は通行止めになっていました。台風19号の影響でしょうか。
まだ爪痕は多く残されており、途中にはこのように道路が崩れて手すりが壊れたままの所がありました。
地盤が緩んだのか、生き残っている手すりはぐにゃぐにゃに曲がっています。
私の専攻は土木分野ですから、こういったことにも真剣に向き合わなければならないのだと、自分の目で被害状況を見て改めて強く実感しました。
山を下って常盤橋に来ました。
山の中の黄色い橋は映えますね。
途中でちょうどいい撮影スポットを見つけたので、ここでも1枚。
浦山口駅に戻ってきました。
この季節の昼はとても短いもので、もう夕日が差し込む時間になってしまったようです。
日が完全に沈んだところで、最後に秩父公園橋を撮りに行きました。
後でこの写真を友達に見せたら、インスタに載せればいいね貰えるのにねって言われました。
私はどうもインスタ映えという言葉が好きになれません (ネタとしてはよく使うけど) 。自分が心から愛している物~今回で言う秩父を、いいね獲得という自己満足の素材として写真だけ貼り逃げするのは、その物に対して失礼のような気がします。自分が愛する物にはもっと敬意を持って接するべきです。
もちろんこれは私自身の勝手な考え方だし、インスタにも人それぞれ色々な使い方があると思いますから、それ自体を否定するつもりはありません。でも、綺麗な景色や美味しい食べ物を、インスタ映えの素材としてしか見れない人たちが世の中に少なからず存在すると思うと、なんだか少し悲しい気持ちになります。
その点、「作品」としての1枚の写真に対し、観る人をその写真の世界観に引き込むような、あるいは観る人によって様々な解釈が出来るような、意味のある題名を与えるプロの写真家さんは、写真あるいは被写体に対する愛がなければ出来ないことだと思うし、写真は第三者に解釈を与えることで初めて作品としての価値が生まれると誰かが言っていた (ような気がする) のも、すごく心に刺さるものがあります。
それが出来るのは憧れでもありますが、あまり得意ではない私は、こうしてブログとして文章にすることで、自分が愛している物の魅力を1つでも / 1人でも多くの人に伝えていけたらいいなと思っています。自分の心の中だけに残しておけばいいものをわざわざブログ記事にしているのはそのためでもあります。
ここで締めればちょっと良い感じの終わり方のような気がしますが(笑)、
まだ紹介したいことが残っているのでもう少し続けます。
晩飯はいつも通り西武秩父駅のフードコートなのですが、
何やら見たことのない新メニューが追加されていました。
その名も、
" 秩父カレー "
これ、やばくないですか?カレーにわらじかつとみそポテトを乗せてしまうなんて!
秩父グルメ好きにはたまらないカレーでした。美味しいのは言うまでもありません。
帰りは急行「秩父路」に乗ります。
急行料金220円が必要ですが、車内にはかつて西武線の特急レッドアローで使用されていたリクライニングシートが並びます。220円ではむしろ安すぎるくらいです。
急行券は硬券でした。ローカル線って感じ。
最後は東武東上線の快速急行。
これも行きの川越特急と同様、「TJライナー」用の車両がそのまま使用されている乗り得列車です。しかも終点の池袋まで車内はずっとガラガラでした。
今回の秩父訪問は2か月ぶりとなりました。最近行ってなかったせいでずっと秩父欲がたまっていました笑
なぜここまで秩父を好きになったのかはあまり定かではありませんが、ここには東京とは違う日本の美しさが詰まっていることは確かです。
秩父はこれから冬のシーズンへと向かっていきます。次はいつ行けるかわかりませんが、奥秩父の山々が白く染まる頃にはまた行けると良いなぁ。
ということで今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――― 秩父紀行について ―――
秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。
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※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。