おはこんばんちわ (..)
マギレコロス...セラミュロス...そして七色いんこロス...と舞台ロスが重なり続けロス続きでグッチャグチャなyuujikunです(汗)
「NMB8周年コン→七色インコ→アンダラ北海道→七色いんこ」と今月に入っても絶賛ヲタ活充実している中、かなりのスケジュールで死に物狂いでお仕事含め頑張っております(笑)
セラミュのレポも書き途中なのですが、鉄は熱い内に打つという言葉もありますので....って結局書き終えた時には全然熱い内にじゃなくなってしまいましたが....先に「七色いんこ」の方のレポを書きたいと思います。
って....どれだけレポ書くの残ってんねんって所ですが.....(汗)
レポ....全然書く時間ない。。。。気持ちはあるんだけど...
とまぁそんなこんなは置いておいて...今回も素晴らしい舞台だった「七色いんこ」のレポ書きたいと思います。
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乃木坂46の伊藤純奈さん、けやき坂46の松田好花さんの二人が主演、準主演を演じた手塚治虫さんの作品「七色いんこ」
個人的に手塚作品は好きなのですが、七色いんこは原作を読んだ事がなかったので予習をして行こうと思ったのですが、その余裕もなくなんの予備知識もなく観劇しました。
そんな中でストーリーもわかりやすく、スピーディーに展開される2時間弱の舞台は一瞬で終わってしまったと思うほど面白く内容もスッと入ってくる素晴らしいものでした。
流石手塚作品!と思う所もいくつかありましたし、時代背景を感じつつも、現代風にアレンジされた内容でより入りやすくなっていたのだと思います。
これは「星の王女さま」や「マギレコ」などの脚本も手がけた「畑さん」の脚本、そして演出「三浦さん」の手腕があってこそだと思います。
毎回素晴らしい作品をお作り頂き本当に感謝です。
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さてさて、何はともあれ多分もう最後であると思われるAiiAシアターにちゃくっとだんだん!
公演期間が短かったのと、北海道アンダラと丸かぶりのスケジュールだったため、初日、中日1日、千穐楽の3公演しか見ることができなかったのが非常に残念でした。
何より、松田好花さんの単独出演初舞台という事もあり応援も兼ねて全通をしたかった気持ちが大きいです。
初日、好花てぃあんが舞台に出てきた所でちょっと涙出そうになったり...
最後のカテコで笑顔の好花てぃあんにまた涙したり...
と偽お父さんながら本当にお父さんかの如く彼女の姿に涙をしてしまいました(笑)
と、そんなことはどうでも良くて...素晴らしい舞台についてまたもや雑多で語彙力無いため、伝わらないかもしれませませんが書かせて頂きます。
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舞台ハムレットを公演する劇団の練習から始まる物語。
キャストの皆さんが演じるこのハムレットの1シーンをとっても素晴らしい迫力があり引き込まれる舞台でした。
そして、主役を演じるはずだった役者が捕まり代役にと「七色いんこ」にオファーをする。
一番最初に「いんこ」として登場した純奈ちゃんの圧倒的なオーラをまとった存在感は言葉にならないくらいでした。
そして最初は「いんこ」を逮捕するために現場に向かい大立ち回りをしたり、やる気が空回りしつつも天真爛漫で猪突猛進っぽい「千里万里子」を演じる松田好花さん。
好花てぃあんはけやき坂46としても個人としても単独での舞台出演は初ということで、相当の不安やプレッシャーなどが合ったと思いますが、そんな中でも本当に素晴らしい演技を魅せてくれました。
初日観劇時に、好花てぃあんが登場しただけで涙が出てしまったのはナイショです...そして本編で堂々と演じる好花てぃあんを、そしてカテコでは笑顔で手を振る好花てぃあんを見て更に涙を流すと言う状況になっていました(汗)
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ストーリー自体は流石手塚作品ですごく面白く、若干時代感を感じるものの、程よい笑いを折り込みつつもわかりやすく面白い内容でした。
舞台用にアレンジされているのでスピーディー且つわかりやすく伏線などを張り巡らせていて徐々にそれを回収していく流れも心地よくドンドン世界観に入り込んで2時間弱が一瞬で終わってしまう程、魅入ってしまうものでした。
歌やダンスなどミュージカル要素もあり、殺陣など迫力の演出、舞台だけに留まらず客席の一部をも使った演出にも驚かされ、心を打たれました。
また「現在→過去(いんこの日記から)→現在」と間に過去の内容を織り込むこと、その過去と現在をラップさせる効果を入れ込んだり、過去がわかるに連れて「いんこ」と「万里子」の関係性やどうして現在の活動に至っているかなどが明らかになっていくその流れは秀逸でした。
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まずは現在。
ハムレットの舞台を演じる劇団の主役の代役として「いんこ」に依頼が飛び、それを刑事である千里万里子に捕まえるように父(上司)から指示が出る。
猪突猛進タイプの千里万里子はその場にいるいんこに向かい決闘を挑み勝ったら洗いざらいいんこの罪を白状し掴まれと無理難題を押し付け決闘が始まる。
結果「いんこ」にしてやられるが、その最後に目が合った時「恋に落ちる」風の効果が...これがまた後半に繋がるキーポイントでもあったりする。。(ベタな展開と伏線だけどそれがまた良き)
この時同僚の小田原刑事なども倒してしまい、病院に連れて行っている間に本番が終わりその間に「いんこ」が盗みを働いたのを見逃して父(上司)に怒られ「いんこ」を捕まえる専属に任命される。
しかし、その同時期に起こる通り魔事件の方を調べたい「万里子」は「いんこ」に調査協力を無理やり行わせる。
その時、暴走しているAIが動き出し会場に来ていた方々を襲い始め「万里子」が銃でこれを撃退する。
この時、「鍬形隆介」を「いんこ」が守るのだがコレにも意味があると後々わかる。
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この後、幕が変わり「万里子」が「いんこ」のアジトに潜入し、
「いんこの日記」を見つけ読み始め、そこから過去へと物語が移り変わる。
この過去の物語がとてもグッとくるものがありました。
物語の中で「いんこ」の幼少期(鍬形陽介だとわかる)にスパルタ教育を受けていた事、「モモ子」と言う演劇好きの女性と出会い恋に落ちること。
しかし両親同士の「鍬形隆介」の悪事を暴く新聞記者であった「モモ子の父」に双方交際を止められる運命になる。
「モモ子の父」が暴露記事を書き「鍬形隆介」が家族揃って事故に見せかけ殺害をする事となった。
その後「陽介(いんこ)」は海外留学をさせられるが、海外の空港に着いてすぐに逃げ出し行き倒れ寸前を「トミー」に助けられ、日本人の名前はわかりにくいと好きな動物「いんこ」の名前で呼ぶようになりその後、「トミー」に弟子入りしエンターテイナーとしてコンビで活躍をする。
「トミー」が大きな劇場で最大の公演をすることになりコレが最後の公演になると「いんこ」に伝え最後の舞台に立つ。
この舞台は「バーミンガム」と言う裏の世界で暗躍する人物に鉄槌を下すために暴露を行う演舞内容であった。
もちろん「バーミンガム」が来る事を知って仕掛けた「トミー」世紀の演劇であった。
この演劇シーンが衝撃的で「トミー」の生き様、そして「トミー」から「いんこ」に渡されたバトン。
この「トミー」の最後のステージが圧巻の迫力とキャスト全員で歌い踊るミュージカルパート、客席を利用したトミーといんこのやり取りには魂が震える思いがし、涙が止まりませんでした。
そしてコレが最終的に「いんこ」の舞台へと繋がることに鳥肌が立ちまくりです。
舞台終演後「トミー」はエージェントに殺されてしまうのですが、その生き様は心に深く刻み込まれ「いんこ」と「トミー」の関係性には言葉もありません。。
トミーが最後インコに「お前は俺よりずっと良い役者になる」と言う言葉が重く刺さります。
あぁトミー...(泣)
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その後「陽介(いんこ)」は「モモ子」のみ生き残り記憶を無くし、引き取られ別の名前で暮らしていることをつきとめ会いに行く。
義理の父親には昔とは別人だよと言われつつも会いに行きスケバンとなった「モモ子」と対面し「モモ子」が会ったことあるかもと記憶の思い起こしのキッカケが出来るがココでは明かさない。
この時点で「モモ子」が鳥アレルギーのシーンがあり「モモ子=千里万里子」であることがわかる。
これにより記憶をなくしていた「千里万里子(いんこの日記を読んでいる)」は自分が「モモ子」で「陽介=いんこ(これはだいぶ前にわかってはいた)」が確信に変わり戸惑いつつも受け入れる。
この後、現在の日記を読んでいる所へ「いんこ」があらわれ二人が「陽介」「モモ子」が再会をし抱き合うシーンには心を奪われます。
この時、現在の「陽介(いんこ)とモモ子(万里子)」と過去の「陽介とモモ子」がラップして貸しあった作品の名前を言うシーンも涙無しでは見られませんでした。
ここからまた現代の話に戻り「陽介(いんこ)」が実の父である「鍬形隆介」に鉄槌を下すために今まで貯めた資産をすべて使って劇場を買い取り観客を満員にし演劇を行います。
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この「いんこ」最後の演劇が「トミー」の行った演劇を受け継いでいるもので、この演劇を告知している所で「鍬形隆介」が「いんこ」を殺すよう命令を出しておりそれが伝わっていて危ないのはわかりきっていたので、それを心配した「万里子(モモ子)」が舞台へと向かう「いんこ(陽介)」へ「行かないで~」と言うシーンでは号泣です。
このシーンは客席を使って行われ「トミー」の演劇で客席を使った「トミーといんこ」の場面と同様に「いんこと万里子」がラップするシーンとなり鳥肌が立ちます。
そして舞台中央に降り立った「いんこ(陽介)」が過去の「トミー(回想の)」と目を合わせ「開幕だ!」と一緒に言うシーンが本当に素晴らしくココでも涙が溢れました。
そして舞台が開幕する所でキャスト全員で歌唱があり本編終了です。
最後にこの後の事を想像させるように終わる所は若干の消化不良を感じさせつつも、色々な解釈を観客に預けると言う秀逸な脚本だなと思いました。
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今回はレポと言うより内容を書きなぐってしまった感じですが、どうしても舞台の内容を知ってもらいたいと思い....
ありがたいことに、12月にTBSチャンネルで放送が決定したとのことなので、ぜひご覧頂きたいなと思い興味を持ってもらえるように書いてみました。
心より面白く笑いも感動もあの2時間弱で感じられ、その世界観にすぐに入り込ませてくれる、素晴らしい舞台でした。
共演しているキャストの皆さんも演技はもちろん、歌唱力がずば抜けて素晴らしく、その歌声を聴きに行くだけでも価値があると思う程でした。
個人的には「トミー」の部分が一番心に残っています。
そしてベタな展開であり、予想も出来るのですが過去と現在をラップさせる演出に心を奪われ感動を強くする要素でもあると思います。
まずは主演の伊藤純奈さん
出てきた瞬間からオーラを放ち舞台の空気すら変えるほどの存在感を持っていました。
予想以上の演技の上手さにプロであるキャストの皆さんにも負けず見劣りもしないレベルで見ていて安定感はもちろんその姿に目を奪われドンドン物語へ引き込むものでした。
初の座長としての舞台だったとのことですが、堂々とそして素晴らしい舞台を作り上げてくれていました。
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そして松田好花さん
けやき坂46から単独での初舞台、とてもチャレンジングで不安や苦労を想像出来ない程抱え迎えた舞台だと思います。
そんな中で堂々とそして細かい点、大きく振りきる点、難しい役柄である万里子をしっかりと演じきっていたと思います。
彼女が千里万里子として笑顔で踊り歌う姿、感情豊かな役柄で色々な表情も後半に行くに連れ感情を爆発させ過去の自分を思い出し陽介への想いをぶつける姿、天真爛漫でも何かを背負う姿、どれもキラキラ輝き目が離せませんでした。
目を奪われ心に残る素晴らしい演技でした。
心を揺さぶる素敵な舞台、素晴らしいキャストの皆さんや純奈ちゃん、この舞台にカンパニーの皆さんと一緒に過ごせた事、しっかりと千里万里子を演じきった事は彼女にとって大きな宝物と経験になると思います。
沢山の苦労と努力をした事も。
お疲れ様でした! ありがとう! と伝えたいです。
何よりファンとして無事に全公演を駆け抜けられたことを嬉しく思い、それだけでも感動します。
七色いんこの物語だけでも感動し涙を流していたのに加え、最初の方は緊張感がバシバシ伝わりましたが、彼女の堂々とした演技、日を追う毎に安定感と感情の入りが増していく姿には心を打たれその姿を見るだけで涙が出るほどになっていました。
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最後に本当に素晴らしい舞台、そして笑いと感動をたっぷりと感じさせてもらい夢のような時間を過ごさせてくれたキャストさんやスタッフさんを含めこの舞台に関わっている方々に感謝を。
本当にありがとうございました!
最後に純奈ちゃんがカテコで話した「名言はしませんが何かあると良いなと思います」との言葉を信じて願わくば続編..は難しいかもしれませんが追加公演か再演をしてもらいたいなと思うばかりです。。
まだまだ書きたいこと沢山あるし書けていないシーンも沢山あるし....伝えきれない点が多すぎて自分の語彙力のなさと不甲斐なさがすごいですが...
とにかく12月に放送をされる映像を見てもらいたいです!
そして僕は本当にそれを楽しみに、そして円盤化も楽しみにしています!
「七色いんこ」本当に素敵な舞台をありがとうございました!
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観劇後の反省会では毎回話が尽きずこれまた楽しい時間を過ごせました。
素敵な舞台、そしてそれを語れるヲ仲間さん達に感謝を。。
びーばい
でわでわ(..)