小学生の頃の思い出を上手に話せる人は信用できない。

彼らはまるで昨日の事のように話しをするが、そんなに鮮明に覚えているはずがないだろう?と思ってしまうからだ。

子供の頃に輝いていたもの、傷ついた事、悩んだ事を、今の僕はどれだけ同じ様に感じれるだろう?




ミカ!は小学生の双子の日常を描いた物語だ。

運動が得意でない草食男子のユウスケの視点から、男子をなぎ倒す双子のミカとの日々、恋愛、家族の離散、友情…といったフツウの話しが綴られる。

タイトルは少女の名前だが、この物語の中心は語り部である少年の心情の機微にある。

友達に嘘をつかれた時の気持ち悪さ、女の子に告白された時の気まずさ、兄妹の成長へのとまどい。

どのエピソードも、昔自分も同じ様に感じたことがあるなあ、と思ってしまう。

子供の頃の僕は、隣の町とを隔てる道路を渡るのが怖くて仕方なかった。

大人になってから思い返すと本当にドウデモイイ事にすごく神経を使うのだ。

そうやって小さな壁を超えて越えて、いつのまにか大人になるのだ。


そんな当たり前の事が、この物語には描かれている。

この作品は児童文学賞を取っているらしいが、子供がこの本を読んでもフツウすぎて面白くないんじゃないだろうか?

それほどこの作品の視線はリアルな小学生のものだ。

こんな物語を書ける作家は油断ならん。きっと町に出ると小学生ばかりをジロジロと眺めているに違いない。

number13のブログ
思えば7~8年前、周りの友人はこぞってmixi等のソーシャルネットワーキングサービスを利用し始めた。

あんなものは俗物がやるもんだと、世の中の流れを斜めに見ていた青春時代のワタシ。


彼に言ってやりたい。

アナタ27にしてブログデビューしますよ。

笑いたければ笑えばいいよ。


これまでブログなぞ興味を持ったことはなかった。

何が楽しいのかと、冷笑してやるのが常でしたよ。


しかしね。

ワタシは評価本棚の大好きな小説とレコードを眺めていて思ったの。

ぜんぜん内容覚えてねーがや…

愕然としたよね。


と、いう事で。

人生の備忘録、感動の足跡を気が向いた時に残そうと思うんです。


誰にも教えずにひっそりとやるんだ。

ほほほ。