「特典航空券」 利用について、しばしば乗務員に適当にあしらわれたとか、それは自分が特典航空券利用の乗客だから差別された!とかいう話を聞きます。
航空会社としては散々顧客からこのような種類のクレームが来る毎に「以後サービスの改善に努めます。」とか「貴重なご意見として承ります。」なんて上手いこと言いくるんでクレームの電話に対応していると思います。
あくまでも個人的な意見ですが、 世の中マイレージの話題で、ありとあらゆるところで話題に上がっていても、当の航空会社従業員がこのプログラムにまったく「疎い」のが最大の原因だと思います。
「疎く」なる理由は明白です。
彼らは私用で航空機を利用する場合、従業員用のチケットを使うからです。長きに渡る労使交渉の末の賜物かもしれませんが、基本的に座席があるフライトについては空席待ちによって彼らは会社負担で搭乗できます。それも年間複数回利用可能ですし、国際線についても事前に手続きすることで利用可能なはずです。(空港のGHさん達は航空会社の直従業員ではありませんのでこの特典を受けることはないはずです。あくまでもFAさんやGHさん達を管理する立場の直従業員さん達だと思います。)
そんなことで、彼らが「マイル」をせっせとためる訳ないのです。片や我々は100円出費ごとに1マイル獲得!なんて、血のにじむような努力をし、希望日にフライトを獲得するため必死に電話やPCと戦い!・・・で挙句の果て「無料航空券で搭乗の客」に見られ・・・
ANAもJALも基本的にやっていることは一緒で、EDYに代表されるようにANAはわりと早い時期からマイルプログラムを外部に出してしまっていることでANAが直接関与するようなことを避けている傾向にありますが、EDYをどんだけせっせと活用しても1万マイルためるのは結構大変だということに気づいている人が増えていることも事実だと思いますし、今後の展開に関して対応が楽しみです。
JALについてはあまりよく分かりませんが、本年度から搭乗口横で行われる空席待ち呼び出し方法が変更となり、従来のフライオンJGCXXX番、一般空席待ちXXX番、イーエフ空席待ち(いわゆる従業員券)XXX番までのお客様・・・というアナウンスからカテゴリーAのXXX番、BのXXXX番という言い方に変更してごまかしているようです。
なんか水をさすようなコメントですみません。
要は特典航空券利用客=その航空会社の上得意客である!ということです。
要は特典航空券利用客=その航空会社の上得意客である!ということです。