ようやく退院出来た。
残念ながら治療するには少し遅く、病変は増えてるが、活動病変はないとのことだった。
検査入院になってしまった。
俺には
一つ解せないことがある。
多発性硬化症の治療についてだ。
多発性硬化症は自己免疫疾患で自分のリンパ球が中枢神経の鞘を攻撃し、炎症を起こし、鞘を脱落させることで障害が出る。
再発の際にはステロイドを大量に使ってその炎症を抑える。
これは多発性硬化症の治療のセオリーだ。
これを再発してからなるべく迅速に行うと
症状が改善する。
じつは俺はこれが理解できない。
なぜなら炎症は治まっても、鞘は脱落しっぱなしのはずだ。
多発性硬化症の障害は鞘が脱落することによる神経の電導率の低下が原因で起こる。
鞘は半年から2年かけて再生するらしい。
再生しないこともある。
ではなぜパルスの直後に症状が改善するのか?
鞘は回復してないのに、、、、。
これが謎だ、、、、、。
写真はリハビリで作ったキーケース。