このジョージ・ガーシュインとアイラ・ガーシュインのあまりにも有名な曲についてなにもコメントすることはないし、また「リズム・チェンジ」がどうのこうのと言うつもりも毛頭ない。
ただ、誰もが知っていると思っている曲が持続の中で国境を超え時を超え思いもかけないような拡がり、多様性をもって変化し続けているのが素晴らしいなと思って取り上げているだけである。つまり、カラオケ的同質化とはまったく逆の試みである。
目下のところ YouTube でこのジャズ・スタンダードを英語で検索するとアクセス数一位に日本人のアーティストが出てくるのを知っているだろうか。
名高い『巴里のアメリカ人』のジーン・ケリーによるタップダンスのシーンさえ凌いでいるのである。
スタンダードな歌いかたとして、Ethel Waters のものが好きなので挙げておく。
ジョージ・ガーシュイン自身がピアノを弾いている動画が残っている。
オスカー・ピーターソンの演奏は外せない。
ベニー・グッドマン。
きりがないので、これでやめておく。