ちょっと前にホーギー・カーマイケルの『スターダスト』を紹介したが、この曲は、小さい頃やっていたテレビの「シャボン玉ホリデー」のエンディングでザ・ピーナッツが唄っていたので、もっとも初期に耳に親しんだ曲である。



ザ・ピーナッツは『南京豆売り(The Peanut Vendor)』をよく唄っていた。




この曲は1920年代後半のもので、キューバ音楽初のメジャーヒットとなって、戦前から世界中に広まった。日本でも多くの歌手によってカバーされている。川畑文子とディック・ミネを挙げておこう。





アメリカでは、戦後だがスタン・ケントンのものが有名だと思う。



個人的には、ミスタンゲットが唄っているものが好きである。



マンボは戦後のものだが、ルンバは戦前の日本でもそうとう流行したらしい。芸者の美ち奴による『ルムバ萬歳』という曲を紹介しておく。