1934年、ウェズリー・ラグレス監督。原題は、”Bolero"。

この映画は、もうすでに紹介したんだが、この前は一部しか見なかったので、もう一度全部見直した。トラヴィス・バントンの YouTube みてたら、この映画のキャロル・ロンバードが出ていたので、全部見たくなったのである。 この映画のキャロル・ロンバードは、本当にすばらしい。豪華そのものである。ボレロを踊り終わった後、胸の病気だったジョージ・ラフトが亡くなってしまうというお話もいい。確かに『鶴八鶴次郎』のように、「世界映画史の十本に入れたい」作品ではないかもしれないが、この映画もまた傑作である。問題があるとすれば、突然ベルギーに行ったりするところの脚本構成上の不備の問題であろう。

CLIP: Bolero (YouTube)