※ 関係詞の先行詞に定冠詞をつけるか、つけないかの説明を追加。
定冠詞 the は既出であればつける。これは関係詞の先行詞であろうがなんであろうが同じである。
This is the house that Jack built.
この例文の the は “This is ~“ とわざわざ紹介している。ということは、既出ではなく、初出に対してつける the である。
ここでの the は文脈によって、
「ジャックが建てた家は一軒しかない」
というように「すべてである」ことを強調したくてつけているか、
「(ビルやルーシーが建てた家が他にある中で)これはジャックが建てた家である」
という意味でつけているはずだ。どちらにしたところで、ジャックが建てた家は「特定できる」といっている。たとえば、生まれた家は、普通一軒しかないはずだから、
This is the house I was born in.
と the をつけるのが普通だ。
I want a man who speaks Chinese.
は、中国語を話す人を別に特定していない場合につかう。
I want the man who speaks Chinese.
は、文脈によって次のようにいくつかの可能性がある。
1)すでに話手と聞き手の間に「中国語を話す男性」というのが、
誰のことかすでに了解されている場合。
2)欲しいのは、中国語を喋る男が一人で、それが全部であることを強調
3) 欲しいのは、英語やベンガル語ではなく、中国語を話す男であることを強調
以上まとめると、
話し手と聞き手の両者が既知:
先行詞が話し手と聞き手の間ですでに既知の場合に、話し手はそれを参照させるためにtheをつける。
話し手は既知、聞き手は未知:
先行詞が特定できることを強調したい場合に、the をつける。ここで大事なことは、「これがすべて」と強調する必要がなければ、先行詞が事実として「これですべて」であっても不定冠詞をつけることがあることである。
※「特定」は、先ほどいったように複数の解釈がある。
This is the book my father bought last night.
・父が「先月」買った本はこれがすべてである。
・この本は父が先月買った物であって、他の人が先月買ったものではない。
話し手が未知、聞き手も未知:
つねに不定冠詞が使用される。
Do you know a knife which cuts well?
非制限用法(関係詞の前に、カンマがつく)の場合は、以下のようになる。違いとしては、非制限用法の場合、話手が未知で、聞き手も未知のような場合などありえないということである。なぜなら、話手が未知なものにたいして、補足情報を与えられるわけがないからだ。
話し手と聞き手の両者が既知:
先行詞が話し手と聞き手の間ですでに既知の場合に、話し手はそれを参照させるためにtheをつける。
話し手は既知、聞き手は未知:
先行詞が特定できることを強調したい場合に、the をつける。ここで大事なことは、「これがすべて」と強調する必要がなければ、先行詞が事実として「これですべて」であっても不定冠詞をつけることがあることである。
3)話し手が未知、聞き手も未知:
N/A
定冠詞 the は既出であればつける。これは関係詞の先行詞であろうがなんであろうが同じである。
This is the house that Jack built.
この例文の the は “This is ~“ とわざわざ紹介している。ということは、既出ではなく、初出に対してつける the である。
ここでの the は文脈によって、
「ジャックが建てた家は一軒しかない」
というように「すべてである」ことを強調したくてつけているか、
「(ビルやルーシーが建てた家が他にある中で)これはジャックが建てた家である」
という意味でつけているはずだ。どちらにしたところで、ジャックが建てた家は「特定できる」といっている。たとえば、生まれた家は、普通一軒しかないはずだから、
This is the house I was born in.
と the をつけるのが普通だ。
I want a man who speaks Chinese.
は、中国語を話す人を別に特定していない場合につかう。
I want the man who speaks Chinese.
は、文脈によって次のようにいくつかの可能性がある。
1)すでに話手と聞き手の間に「中国語を話す男性」というのが、
誰のことかすでに了解されている場合。
2)欲しいのは、中国語を喋る男が一人で、それが全部であることを強調
3) 欲しいのは、英語やベンガル語ではなく、中国語を話す男であることを強調
以上まとめると、
話し手と聞き手の両者が既知:
先行詞が話し手と聞き手の間ですでに既知の場合に、話し手はそれを参照させるためにtheをつける。
話し手は既知、聞き手は未知:
先行詞が特定できることを強調したい場合に、the をつける。ここで大事なことは、「これがすべて」と強調する必要がなければ、先行詞が事実として「これですべて」であっても不定冠詞をつけることがあることである。
※「特定」は、先ほどいったように複数の解釈がある。
This is the book my father bought last night.
・父が「先月」買った本はこれがすべてである。
・この本は父が先月買った物であって、他の人が先月買ったものではない。
話し手が未知、聞き手も未知:
つねに不定冠詞が使用される。
Do you know a knife which cuts well?
非制限用法(関係詞の前に、カンマがつく)の場合は、以下のようになる。違いとしては、非制限用法の場合、話手が未知で、聞き手も未知のような場合などありえないということである。なぜなら、話手が未知なものにたいして、補足情報を与えられるわけがないからだ。
話し手と聞き手の両者が既知:
先行詞が話し手と聞き手の間ですでに既知の場合に、話し手はそれを参照させるためにtheをつける。
話し手は既知、聞き手は未知:
先行詞が特定できることを強調したい場合に、the をつける。ここで大事なことは、「これがすべて」と強調する必要がなければ、先行詞が事実として「これですべて」であっても不定冠詞をつけることがあることである。
3)話し手が未知、聞き手も未知:
N/A